日本が作ったもの

 

韓国映画『1987』のロケ地になった場所にあるスーパーの裏手に防空壕があった。

そして、旧 日本領事館の裏にも!

 

日本でも戦争中、国民が防空壕に逃げたという話は知っているが実際に見るのは初めてだ。

 

 

 

ヨンフェネスーパー裏の防空壕

説明文の上にかっこ書きで(防空壕)と漢字があるので分かるだろうけど、日本軍が作った防空壕が木浦にはいくつか残っている。

見学できるので、入ってみることにした。

 

 

 

ヨンフェネスーパー裏の防空壕

MASAKOさんが先に入っていったので、お尻を写すことになってしまった・・ごめんなさい!

でも、壕の大きさを知ってもらうためには人が写った方が分かりやすいから。

 

入口はかなり狭いので,上の岩に『頭上注意』の札が貼ってある!

入ってしばらくは腰をかがめて歩くが、内部は立って歩ける。

 

 

 

ヨンフェネスーパー裏の防空壕

防空壕の中は、ところどころにライトがあるので、何とか写せた。

写真を撮った時は、もっと暗く感じたので写っているのかどうか分からなかった・・

写真中央右よりにMASAKOさんが立っているシルエットが見える。

 

 

 

旧 日本領事館の裏手にある階段

現在は近代歴史館として利用されている旧 日本領事館だが、裏手は美しい緑に覆われている。

手すりもない階段と、その先にある柵。

日本統治時代に神社があったところだそうだ。

 

 

 

旧 日本領事館裏の防空壕

さすが、というか領事館の人が使うための防空壕だから立派なものだ!

先に行ったスーパー裏の防空壕では声をかけるヒマがなかったが、今度はMASAKOさんに頼んで立ってもらった。 

出入口はキレイな薄緑色に塗られていて、立ったまま出入りできる!

 

 

 

旧 日本領事館裏の防空壕

この防空壕にも当時のようすを知るための人形が置かれていた。

ほとんど光がない狭い空間で何時間も過ごすなんて、閉所恐怖症のワタシには無理だ・・

 

 

 

旧日本領事館裏の防空壕

フンドシひとつで働かされる地元の人たちと偉そうに指図している日本軍兵士・・という図だ。

 

 

 

国道1号線と2号線の起点標識

旧 日本領事館の前に韓国の国道1号線と2号線の起点がある。

日本にいても道路の起点を見ることなんてないから、とても気になる!

 

 

 

国道1号線と2号線の起点標識

ハングル文字を漢字で表すと『道路元票』と書くんだろうか?

道路の真ん中にある標識なので、車が途切れるのを待って写した。