
旧 木浦日本領事館の石垣
日本で見慣れた石垣なのでMASAKOさんに言われるまで気づかなかったが、韓国にはこういう組み方の石垣はない。
石垣の前にある碑は、旧 木浦日本領事館の説明。
現在は木浦近代歴史館1号館として使用されている。

旧 木浦日本領事館
権威を高めるためか、ここも急な石段がそびえている!
毎日通う人はたまったものじゃないよね・・

日本製の綿繰り機
綿繊維から種子を速く簡単に分離することができる、優れものの機械!
大阪で作られた、とローマ字でデカデカと表記している。
産業を発展させるために日本が木浦周辺で綿花の栽培を進めたそうだ。

日本領事館時代のオリジナル暖炉
冬の韓国の寒さは九州の人間には想像できないかもしれないが、とにかく寒い!
だから当然、各部屋に暖炉がある。
当時のものがいくつかそのまま残っているが、コレもそのひとつ。
白い部分は大理石で、炉の周りのタイルの模様がとても美しい!

正面玄関上の窓から見た木浦港
当時の木浦は朝鮮半島でも有数の港で、港へ伸びる大きな道路が領事館の権威を表していると思う。
ただし、よく見ると先の方で道が左へ曲がっていて、敵が攻めてきた時パッと見えない工夫をしているのがすごい!

ドイツ製のピアノ
譜面台の両側にあたる部分に金属製のロウソク立てが付いているを初めて見た!
当時は、まだ日本製のピアノがなかったのかな?

国語読本
ホン
ホン
ホン
ワタクシ ノ ホン
って、コレでまともな日本語を覚えられるのか心配・・

旧 木浦日本領事館の銃痕
朝鮮戦争の時、北朝鮮軍が攻めてきて木浦も占領された。
その時の戦いでできた砲弾の痕がたくさん残っている!
穴はかなり大きい(ソフトボールくらい?)のにレンガを突き抜けたところがないのは、驚きだった!
レンガがそれほど丈夫なものだとは思っていなかった・・
ちなみにレンガは大阪からわざわざ運んだものらしい。
MADE IN JAPANは、優れていたんだと思う☆
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