韓国映画『1987』のロケ地

 

昔の車

木浦(モッポ)市内を案内してくれるMASAKOさんが次に連れて行ってくれたのは、かつて妓楼が並んでいた一角にある映画のロケ地だった。

古いタクシーを置いている傍に座ってしゃべっていたおじさん2人が、「ここは映画のロケ地なんだよ!」と教えてくれる。

 

 

 

映画『1987』

1987年6月に起きた民主化運動をテーマとした映画。

韓国で大ヒットしたそうだ。

 

 

 

ロケに使われた昔風スーパー

映画に使われたスーパーを観光案内所として利用している。

店内には当時の商品が並んでいて、懐かしい雰囲気☆

 

 

 

昔風スーパー

駄菓子がいっぱい!

昨日、汽車の中で隣の人が分けてくれたようなお菓子もあった。

右下の箱にポッキーみたいなお菓子が見える!

 

 

 

昔風スーパー

この棚は日用雑貨、洗剤、缶詰、赤ちゃん用ミルクなどが並んでいる。

 

 

 

昔風スーパー

洗濯物干しだろうけど、『ダシダ』を吊るしてある!

 『ダシダ』は、これを入れれば美味しい韓国料理になる、という調味料で韓国料理好きな日本人にも大人気♪

よく見ると、右側2袋は「貝ダシ」で左側に「牛骨ダシ」がある。

 

気になるのでMASAKOさんに訊いてもらったら、ソウルにはこういう商品があったけど当時の全羅南道にはなかったものらしい。

ロケ地として、ここが選ばれただけで映画ではソウルの設定だったのかもしれない。

 

 

 

昔風スーパーの居室

当時の学生の机を再現したもの。

韓国の学生はこういうカバンを使っていたんだ!

 

 

 

昔風スーパーの居室

 

当時の電気製品や家具類。

テレビや扇風機は日本のものと大して変わらないけど、家具は朝鮮王朝時代のデザインとあまり違わないのに驚く!

韓国は基本的にシンプルな家具で部屋をごちゃごちゃ飾らないのが特徴だと思う。