松汀駅夜市場

 

ホテルまで送ってもらっただけでもありがたいのに、MIYOさんが「松汀駅市場は夜に行くといいですよ~♪」と言って、ワタシが泊っているマドリッドホテル光州の駐車場に車を停めて、案内してくれた。

実際、1人なら出かけないだろうけど、2人なら夜の道も怖くない☆

 

MIYOさんに申し訳ない気持ちはあるが好奇心が先に立って、お願いすることにした。

 

 

 

松汀駅市場

マドリッドホテル光州から歩いて数分。

前方に明るい光が見えた!

『1913松汀駅市場』 という文字が大きく出ている。

 

街おこしの一環で夜市を始めて賑わっているそうだ☆

写真の右手に光州松汀駅があるので、市の中心部から地下鉄で来た人もすぐに見つけられると思う。

目の前に光り輝く夜市を見つけたら思わず道路を横切りたくなるけど、良い子のみんなはちゃんと横断歩道を渡ってね♪

 

 

 

お菓子屋さん

商店街を歩きだしてすぐ、MIYOさんの足が止まった!

右側にあったお菓子屋さんだ。

 

パッと見は昔ながらのお菓子屋さんだが、売っているのは左からタルト、慶州パン(慶州名物のお菓子)、ブラウニー。

少し奥に並んでいる箱入りのお菓子はギフトセットだ。

 

MIYOさんが買ったのは写真には写っていない『ホドグァジャ』というクルミの形をしたお菓子。

黄色い値札のいちばん右端にある『8個₩3,000』 が、ソレ!

 

ホドグァジャはワタシも大好き!

ただ、ハングル文字があふれている街で、何気なく見つけることは難しい。

 

店の人から袋を受け取ったMIYOさんは、「ひとつ食べてみませんか?」と勧めてくれた。

鴨バーベキューでお腹いっぱいだけど、好きだからもらった♪(意地汚いねぇ・・)

 

ホドグァジャは、出来たてでまだ温かい!

餡が甘すぎず、とても美味しかった☆

 

 

 

サンチュティギムの店

次に足が止まったのは、この店。

光州名物のひとつ『サンチュティギム』を食べられる店だ!

 

サンチュティギムとは、その名前の通りティギム(天ぷら)をサンチュ(チシャの葉)で包んで食べるという、ちょっと変わった食べ方。 

店の入口にある黄色い広告の下の方に₩6,000(たぶん、以前は₩5,000だったのを無理やり『6』に書き換えたんだろう!)と書いてある下にある山盛りの天ぷらが₩6,000だと思う。

 

食べてみたいけど今更、天ぷらなんて絶対にムリなのでスルー!

 

 

 

キムパッ(韓国風海苔巻き)の店

イラストが可愛いので、パチリ♪

 

 

 

チョッパルソーセージ?

チョッパルは、豚の足だから『豚足ソーセージ』?

ソーセージのハングル文字の『I』がソーセージなのが笑える♪

 

「こんなにいろいろな食べ物があるなら夕食は、ここで食べれば良かったですね!」とMIYOさんもビックリしていた。

次の訪問で、ぜひ食べに来たい! 

 

 

 

 

 

豊山(プンサン)犬

昼間は暑くてたまらないけど、夜になるとスッと涼しくなるのがこの辺りの特徴だそうだ。

涼しい風に当たろうと外に置いた椅子でくつろいでいた家族を発見!

 

白くて大きな犬がおとなしく座っているので寄っていった。

MIYOさんが「ちょっといいですか?」と話しかけてくれる。

「おとなしくておりこうな犬ですね!」とワタシが褒めると、飼い主のおばさんはうれしそうに「お手!」(という意味のことを言ったんだと思う)と言いながら足を出す。

すると、おりこうなワンコは、ちゃんと足にタッチする!!

 

「犬種は?」と訊いてもらうと「豊山犬だよ」と息子らしい男性が答えた。

「ええ~っ!これが、かの有名な豊山犬!!」とワタシが驚いたことに、みんながビックリ!

韓国ドラマ『トンイ』で主人公のトンイが自分のことを「いったん噛みついたら絶対に離さない豊山犬です!」と言うセリフがあるのだ。

その時から、豊山犬ってどんな犬なんだろう?と思っていたから本物を見て、うれしかった☆

 

旅をしていて楽しいのは、こうやって地元の人とふれあう時間だと思う♪

MIYOさんのおかげで、また楽しい思い出が増えた!

 

 

 

『火串』

夜市が開かれている通りは、それほど長い距離じゃないので端まで行って戻る。

そこから先は明りが消えているので暗い。

 

再び、MIYOさんの足が止まった!

『広島焼き』と書いてある店で、ソースの焦げるいい匂いがする☆

 

MIYOさんはテイクアウトするつもりだったが、店主らしい男性が「店で食べていけば?」と声をかけてくれた。

 

 

 

『火串』の店内

ドアを開けて入ると、驚いたことに店内は昔の小学校の教室みたいなつくりだった!

2つ机がくっついた席が通路を挟んで3列か4列あった。

 

ワタシとMIYOさんは左側のいちばん前の席へ。

お互いに「懐かしいねぇ♪」といいながら、店内を見まわす。

 

 

 

夜市の戦利品

左側のロール状のものが『広島焼き』!

『広島焼き』っていうから広島風お好み焼きかと思ったら、もやしなどの野菜を肉で巻いたもの。

焼きそばも入っていないし、どこが『広島』なのかサッパリ分からなかった。

 

付け合わせはニラの和え物で激辛!

ワタシはお腹いっぱいだったけど、『広島焼き』の端っこを少しもらって味見させてもらった☆

ソースが妙に甘い。

韓国では思いがけないものが甘くて驚かされる!

 

奥にある丸いいろいろな色のものは『ジューシー羊羹』とMIYOさんが呼んでいたお菓子。

羊羹が苦手というMIYOさんのおススメ(笑)

どれが何の味だったか忘れたので、いちばん無難そうな『抹茶』を1つ食べてみた。

水羊羹とゼリーの間くらいの硬さで、あまり甘くないから食べやすかった☆

 

手前にある袋に入っているのがホドグァジャ♪

横に2つ出してみた。

クルミと同じくらいの大きさで食べやすい!

 

 

 

ホスピタリティあふれる韓国人男性

ワタシたちが入った時から先にいた男性は、横に彼女がいるのにワタシたちにとても関心があったようで、時間割や黒板を指さして話していると、韓国の教室についていろいろ話をしてくれた。

MIYOさんが韓国語に堪能だと分かると更に説明が詳しくなる♪

 

買ってきたものを並べて写真を撮っていると、「ぜひ教壇に立って、早弁を注意する先生のフリをして写真を撮って!」と勧め、自分が率先して先生のフリをしてくれた。

 

旅行をしても、なかなか現地の人とふれあうチャンスがないのに、全羅南道の人は優しい人が多いのかもしれない☆

MIYOさんのおかげで楽しくて美味しい時間を過ごすことができた!

ありがとう!!