記憶力のいい人は南道一周バスツアーについて説明した時の戻り時間を記憶しているかもしれない。
ちなみに光州松汀駅に戻るのは20時の予定だった。
ところが、実際には18時過ぎにバスは光州松汀駅へ戻った!
こんなことは日本では絶対にないと思う。
渋滞で遅れることはあっても、予定より2時間近く早く戻るなんてあり得ない・・
でも、『あり』なのが韓国♪
ガイドを頼んだMARIKOさんは務安(ムアン)の人なので、光州松汀駅でバスを降りずに総合バスターミナル・ユースクエアまで戻ることになっていた。
務安までバスで約1時間かかるから、夕食を一緒に食べることはできない。
1人旅でも平気なワタシだが食事だけは誰かと一緒の方が楽しいし美味しさも格別なものになる☆
ダメもとでMIYOさんを誘ったら、OKしてもらえた!!
何を食べようか?
事前調査では光州の名物料理は、トッカルビと鴨鍋だった。
トッカルビは昼食で食べたから、鴨鍋にしようか?
MIYOさんが鴨のバーベキューで有名な店を知っていると言う☆
決定!!
鴨のバーベキューへGO!GO!

鴨バーベキューの店
韓国では同じジャンルの店が集まっていることが多いが、この地区には焼き肉店が集まっている。
店の周りにいくつも駐車場がある大型の店なのに、ほとんど空きがない!
駐車場の奥の方に1台分隙間があるのを見つけたMIYOさんは迷うことなくバックで突っ込んでいく。
アタマもいいけど運転技術も相当な腕だ!
夏になると外でもバーベキューできるそうだが、この辺りにいる人たちは順番待ちをしていると分かった。
分かったとたんに、少しでも早く順番が来るように!とMIYOさんは走って行ってしまった。
その間、ワタシは大きな鴨(あひる?)の人形の口に手を入れたい!と駄々をこねる子どもが可愛いので、のんきに写真を撮っている♪
時間はすでに19時過ぎだけど、まだまだ明るさが残っている☆
順番取りから戻ったMIYOさんは、「20分くらい待たないといけない・・」とガッカリしている。
日頃は短気で待つのが嫌いなワタシだが、この時は大好きな鴨肉を食べるためなら♪と鷹揚な気持ちだったので、「ここは涼しいし、ベンチに座って待とうよ」と人形の傍のベンチに腰を下ろした。
待っている間も料理の話や韓国のことをいろいろ教えてもらうので全然、退屈しない。

鴨バーベキューの店
ベンチに座って待っている間も、どんどん車が入ってくる!
入口の右側に貼ってある紙にあるのは2種類のメニューのみ。
一羽₩31,000(約3,100円)、半羽₩16,000(約1,600円)
なんてシンプルなメニュー!
まさに鴨肉だけで勝負している店だ☆
ワタシたちは、昼食をタップリ食べているので2人で半羽を注文。
店内は大勢の客が食事をしているので、とてもにぎやかだ!
ワタシたちは、家族連れに挟まれた席だった。
どちらも豪快に大量の鴨肉を焼いている☆

鴨肉半羽とおかず
両隣の家族が焼いている鴨肉と比べるとほんのちょっぴり!(と思ったが、食べきれなかった!)
写真いちばん上の左はゴマ油とサムジャン(辛くない味噌)、その下はニンニクと青唐辛子、右側の2つは鴨肉と一緒に食べる薬味。
三段目の白い丸いものは甘酢大根、右の皿は岩塩。
鴨肉の横は包んで食べる野菜、野菜の上に乗っているのはステンレスの箸と箸入れ。

炭火で焼く鴨肉
最初はMIYOさんに任せていたが煙を吸い出す筒が邪魔なので、こちら側の肉はワタシが箸でひっくり返していた。
少ないと思った鴨肉だが、野菜と一緒に食べていると結構お腹いっぱいになる!

無限お替り
最初にスタッフが持って来た野菜は菜っ葉みたいな野菜だったが、MIYOさんは気に入らないようで「替えてきます」と言って、別の野菜を山盛りに持って来た。
お替りはセルフで自由に取ってくるシステムらしい!
サンチュとエゴマは分かるけど、茎が長いのは何だろう?

鴨肉のお粥
バーベキューの仕上げは、鴨肉入りのお粥。
MIYOさんは「以前食べたお粥がとても美味しかったので、食べさせたいと思って連れて来たのに味が落ちた!」と言っていた。
ワタシは、その気持ちがうれしい☆