国立故宮博物院 1

 

初めてのタクシー

再び東門駅に戻って淡水信義線に乗る。

めざすは国立故宮博物院!

ワタシは前から台湾で鼎泰豊の小籠包を食べることと故宮博物院へ行くのが夢だった☆

 

いよいよ今日、中国の至宝が集まる故宮博物院へ行くと思うとドキドキする♪

故宮博物院の最寄り駅は士林駅だ。

そこからはバスかタクシーを利用することになる。

 

駅を出るまで、どっちにしようか悩んでいたが時間が惜しいので駅のすぐ横に待機しているタクシーに乗った!

台湾で初めて乗るタクシーだ。

 

ガイドブックの写真を見せながら、「ここへ行きたい(ウォーヤオチューィ)!」と言うと、運転手さんは、おうっ!と言って出発。

 

バス利用なら博物院の建物から離れた場所に到着するので建物の全景を写そうと思っていた。ところが親切な運転手さんはワタシが歩かなくて済むように正面玄関前まで連れて行ってくれた!

だから博物院の全景写真は、ない。

 

 

入場券

 

建物に入ってチケット売場を探すが、やたら人が多くて全体が良く見えない。

ふと見るとガイドフォン貸出コーナーがあったので、日本語ガイドフォンを借りることにした。

簡単に使い方を聞いて、チケット売場を探す。

 

入場券が高い!(350元=約1,400円)

英国や韓国では国立博物館や美術館がタダなので驚いた!

 

やっと入場できると思ったら空港並みの手荷物検査があり、バッグが引っかかった。

ミネラルウォーターが原因らしい。

傘やガイドブックを入れたもう1つのバッグも持ち込み禁止と言われた。

どうやら最小限の大きさのバッグしか持ち込めないようだ。

 

リュックサックみたいな大きな荷物は、それ自体持ち込み禁止。

ロッカールームへ行くと、リュックサックを預けている外国人がたくさんいた。

パスポートなど貴重品をたくさん持っている外国人にとって、セキュリティが良くないロッカーに全ての荷物を入れるのは不安だろうと思う。

 

 

翠玉白菜と肉形石

ネットで検索したら、この2つのお宝の周りには常に観光客が集まって写真を撮るのが大変だという。

ひどい時は近寄ることもできないそうだ。

どうせガラス越しで背景に人が写り込んでしまうのだから、博物院が準備してくれたこの大きな写真を撮っておけば間違いないだろう!

 

 

翠玉白菜

2つのお宝は専用の部室に置かれている。

混雑緩和のためか入口と出口が決められていて、ワタシは反対側へ回るように言われた。

 

かなり待って、やっと順番が回ってきた♪

ガラスの反射が少ない角度から写すのが大変・・

奥に見えるレンガ色の物体が、かつて白菜がのせられていたもの(だったと思う!)

 

ここまで来るのに苦労したけど、やっぱりすばらしい芸術品だ☆

白菜と同じような色合いの石を見つけ、繊細な葉っぱのヒダを作りバッタとキリギリスを彫るなんて、気が遠くなるほど大変な作業だろう!

石のどの部分を削っていけば、思ったような色合いになるのか見極めるのはむずかしいと思う。

 

 

肉形石

翠玉白菜と並ぶ2大至宝のひとつがコレ!

少し前まで新しくできた博物院の別院に展示してあったそうだから、両方を見られて幸せ☆

 

じっくり見てもやっぱり美味しそうな角煮に見えるから、すごい!!

 

 

石の動物たち

石というと価値が下がるような気がするから、『玉(ぎょく)』と言った方がいいのかな?

中国人は、玉が大好きなようでいろいろな作品がある。

 

漢時代のものってことは、紀元前200年!

中国4,000年の歴史の中では、そこそこ?

 

いちばん右のラクダが可愛い♪

 

 

石のゴーヤ(ニガウリ)

これは、ワタシのお気に入り☆

コロンとした形も可愛いけど、ゴーヤの質感が本当によく表現されていると思う。

 

 

石のそろばん

ん?

昔、習ったんだけど、そろばんって玉が4つじゃなかった?

で、上にある石も1つだったと思うけど・・

これでどうやって計算するの?!

 

 

石のくさり付印章セット

これも、お気に入り♪

つないであるんじゃなくて彫ってあるんだろうと思う!

キレイなオレンジ色も好き☆