鼎泰豐で朝食を♪

 

小籠包(ショウロンポウ)の名店☆

「世界の10大レストラン」に選ばれた小籠包の有名店・鼎泰豐本店は、永康街にある。

東門駅で降り5番出入口から出てすぐの場所だ。

 

ホントは来るつもりがなかった。

いつ来ても大行列だとネットで見ていたから・・

でも昨日、大幅にスケジュールを変更してしまった上、目当ての小籠包屋を見つけられなかったので仕方ない。

台湾へ来て小籠包を食べずに帰るわけにはいかない!!

 

 

想定外の事態発生!

鼎泰豐の開店は10時!

ちょうど10時だから、ほとんど待たなくて済むとおもっていたら、すでに店の前は人でいっぱい!

行列を作っているワケでもなく雑然としている。

 

キョロキョロしながらようすを見ていると、受付担当の女性スタッフが仕切っているようだ。

この人は、すばらしい才能を持っていて、一目でどこの国の人か分かるようで、相手に合わせて話しかける。

さすがにワタシが話すまでは国籍を判断できなかったようだけど・・(笑)

 

人数を言うと、オーダー票を渡される。

オーダー票にあるナンバーが店頭の電光掲示板に出たら店へ案内されるシステムのようだ。

今現在、20分待ち状態!

 

電光掲示板に番号が出たので店へ入ると、「2Fへどうぞ!」と言われる。

右手の作業場で職人たちがせっせと調理しているのが見えるよ♪ 

 

 

気配り上手な鼎泰豊

日本人には日本語のメニュー表をくれるだけでなく伝票にも日本語の表記があるので、よく分かる!

注文伝票には注文品の左にチェックボックスがあり、ミスがないように工夫してある。

さすが世界の鼎泰豊☆

 

世界中どこで食べても同じ味を食べられると店のホームページにあるけど、ホントかな?

料理を待つ間もワクワクする♪

 

 

きゅうりの和え物

台北へ来る前に大阪でリハーサルをやった。

たまたま遊びに行ったら、鼎泰豊があったので予行演習しようと思ったわけ(笑)

 

何しろ台湾のことは何も知らないので、店内で写真を撮れるかどうか分からなかった。

相席になったら写真どころじゃないだろうし・・

その時、ほかの客が食べていたのがコレ!

 

皿の上のオレンジ色はラー油だろうか?

辛すぎると食べられないな、と思いつつ口に入れると、絶妙な味付けで油っぽくもなく、いくらでも食べられそうなサッパリ味だった!

たとえ複数で来ても1人で全部食べたい☆

 

 

番号札を持つマスコットキャラクター

きゅうりの和え物を運んだ後、若い男性スタッフが「タレを作りましょうか?」と声をかけてくれた。

鼎泰豊では酢としょうゆを3:1の割合で合わせることを勧めている。

自分でやるよりプロに任せた方が良いに決まっているので、お願いして調合してもらった。

 

最初に運ばれたジャスミン茶も美味しい♪

台湾では基本的に飲み物サービスはないが、鼎泰豊にはある。

 

 

小籠包

いよいよ、セイロに入った小籠包をスタッフが運んで来た!

目の前で蓋を取ると湯気とともにちょこんとのった小籠包が5つ。

ワタシは1人だから5個入りを注文したけど、複数で来た時は10個入りも選べる。

 

「熱いうちに食べてくださいね。」と言われたので、きゅうりはひとまず置いて小籠包に手を伸ばす。

鼎泰豊の小籠包は、よその店よりヒダの数が多く、皮が薄いのが特徴らしい☆

箸でつまむ時も優しくヒダを寄せた部分をつままないとタップリ入っている肉汁があふれ出るから注意が必要!

 

 

千切り生姜を添えて♪

レンゲに小籠包をそっとのせ、千切り生姜を加える。

コレをガブっと口に入れると・・大やけどする!(笑)

 

その前に皮を少し破って中の肉汁を出してから食べよう♪

口いっぱいに幸せの味が広がるよ~☆

やっぱり来て良かった!と心から思う。

 

 

海老餃子

海老餃子も小籠包に負けずに肉汁タップリ♪

けっこう大きな海老が入っているのが見えるよね?

もう死んでもいい、とは言わないけどホントに幸せだ~☆

 

 

酸辣湯(サンラータン)

海老餃子を食べている途中、最後に運ばれた酸辣湯。

 

えっ!

こんな大きな器いっぱいの量?

敬愛する『りんぼう先生』の本に出てくるので、以前から興味を持っていたけどチャレンジできなかった酸辣湯。

 

どんな味なのか?

酸辣というから酸っぱくて辛いんだろうと恐る恐る食べてみると、複雑だけどマイルドで食べやすい味だった。

きくらげ、溶き卵、たけのこ、麺(何の麺だろう?)など具だくさんで、がんばっても完食はムリだった。

 

美味しいものを残さないといけない時ほど悲しいことは、ない!

大きな胃袋がほしい・・

 

店を出る時は、来た時より客が増えて50分待ちになっていた。