大有巴士1960番

 

無事にスーツケースを受け取り、制限区域を出る前に両替する。

韓国の空港は外にも銀行があるが、台北は分からないので行列に並ぶことにしたのだ。

結果としては台北桃園国際空港にも、ちゃんとあるので長い行列ができている時は外で両替するといいよ♪

 

制限区域を出ると、ホントにひとりぼっちな気分。

『巴士(バス)』という漢字だけを頼りに出口から左手へ歩く。

  

途中の通路に立っている空港スタッフが「タクシー?バス?」と話しかけてくれたので「バス!」と答えると、「あっちだよ!」と前方を指さす。

 

 

リムジンバスチケットカウンター

エスカレーターを降りると、やや薄暗い閑散とした空間へ出た。

ここにもスタッフが立っていて「バス?」と訊いてくれるので、うなずくと「あっちがチケット売場ですよ」と指さして教えてくれる。

写真の右奥がエスカレーター。

 

チケット売場の窓口は会社ごとに分かれている。

ネットのクチコミによると、自分の会社の路線以外については答えてくれないらしい。

 

ワタシは『大有巴士』という会社の1960番のバスに乗ると調べていたので、迷わずにチケットを買えた!

ここまでは順調だったが、ふと思った。

「いくつ目のバス停で降りればいいの?」

 

でも、こんな高度な中国語を話せるはずがない!

身ぶり手ぶりと単語だけで何とか1960番のルート表を手に入れた☆

窓口の女性は、笑うと損!という態度だが、「謝謝(シエシエ)!」とお礼を言う。

 

18時35分発のバスは10番ゲートから出発♪

約20分の待ち時間。

 

待合スペースの椅子には大きなカップ麺を抱えて食べている家族がいた。

もう、夕食時間だもんねぇ!

 

 

リムジンバスチケット

145元って、日本円でいくら?

レートは調べてきたけど、算数が苦手なワタシはパッと計算できない・・

 

旅行中のレートは、1元約4円だったので約580円。

1時間くらいかかる距離だから安い!

 

 

派手な内装のリムジンバス

バス会社のおじさんにスーツケースを貨物スペースに積んでもらい、バスに乗った。

 

うわぁ~!

なんて派手な、というか怪しい雰囲気だよねぇ。

 

 

福華大飯店バス停

どうでもいいけど、福華大飯店が何故『ハワードホテル』なのか、サッパリ分からない!

中国語の発音が分からない場合、英語風の呼び方をしないといけないから使うけど・・

 

空港を出発して、2つのバス停を通過するが誰も降りない。

次のバス停が福華大飯店で、ワタシが降りるバス停だ。

 

「降ります!」という中国語を知らない。

「ストップ!」と言えば分かるかな?と焦っていたら、ちゃんとブザーがところどころにあるのを見つけた。

でも、シートベルトをしているので手が届かない!

シートベルトを外して遠くのブザーを鳴らす・・運転が荒いから結構、怖い。

 

韓国では運転手さんが降りてスーツケースを出してくれるのだが、台北では、「ほれ、降りろ!」という風に手で追い払うようなしぐさをするだけ。

 

ワタシが貨物スペースからスーツケースを引っ張り出すと、まだ貨物スペースのドアが閉まっていないのに動き始めた!

しばし茫然・・

 

我に返ると薄暗い明りで人通りも少ない場所だ。

台北中心部のハズなのに!

 

グーグルアースでバス停からホテルへの道は確認してあるので、ひたすら前進する。