ドラム缶焼肉【 ジンエアーで行くソウルの旅4日間 】

2日目

  

乙支路入口(ウルチロイプク)駅から2号線で5駅目の新村(シンチョン)へ。

7番出入口を出て大きな横断歩道を渡る、と某サイトの説明にあるけど、ここですぐ横断歩道を渡らず、7番出口を出たら駅を背にしてまっすぐ前へ進み、最初の横断歩道を渡った方が、迷わず店にたどり着けると思うよ。

 

かなり急な坂道を少し上がると目指す店がある!!

坂道を上がる時から焼肉の香りがしているから分かるけどね()

 

 

ドラム缶焼肉 ヨンナム食堂

暑い夏も寒い冬も冷暖房なし!

それでも美味しいカルビを食べたい客が押し寄せる☆

 

店内は満員!

12時過ぎというランチにぴったりの時間になってしまったから仕方がない・・

奥の扉の外に立って待っている人がいたので、その後ろに並ぶ。

何しろドラム缶が並ぶ店内で炭火を使うんだから、煙がすごい!

 

寒いけど、ダウンコートを脱いで大きなビニール袋に入れておく。

以前、コートを着たままで食べたら匂いが染みついて困ったから・・

 

店のアジュンマ(おばちゃん)は、「焼肉2人前ね?」と尋ねる(というか、確認してくる)

韓国では通常、1人焼肉を認めない店が多い。

 

1人でもOKの場合、最低2人分注文するのが常識となっているので気をつけよう!

 

 

店内のようす

できるだけ他の客を写さないよう気をつけて、自分の肉とサイダーだけを撮ろうと努力したつもり・・

  

他の人たちを見ていると、好きな飲み物を勝手に冷蔵庫から持ち出して飲んでいる。

ワタシはアジュンマに「サイダー、チュセヨ~(サイダーくださ~い)!」とお願い☆

大忙しのアジュンマは、「はいよっ!栓は自分で開けてね」と栓抜きを指差して言う。

 

なるほど!

ドラム缶の横のカートに栓抜きが紐でくくり付けられている♪()

 

 

2人前のカルビ焼肉と青唐辛子

ステンレスの器に入っているのは焼肉のタレ。

日本のものと違って、サッパリしていて少し甘味がある☆

 

最初に網の上へ肉を広げるところまでは、アガシ(おねえちゃん)がやってくれたが、後は、ほったらかし状態。

もしかして、初めての人とそうでない人を見分けることができるの?!

 

仕方がないから自分でトングを持ち、2人前の肉が一気に焼けないように一部を端っこに寄せて置く。

プサンでいつもお世話になるHさんが教えてくれたことだが『肉は、ある程度焼けないと巧く切れないもの』だそうだ。

 

だから、やたらいじくり回さず、ある程度おいておく方がいい。

そろそろ焼けたかな?という頃、ハサミでチョキチョキするとひと口大に切れる♪

これを特製のタレに付けてパクッと食べると口の中に肉汁がジュワ~っと出て、たまらなく美味しい!!

 

 

セルフ焼肉中!

韓国の飲食店では、至れり尽くせりで世話を焼いてくれるものと思っていたが、この店は別!

 

小さな器でオイル付けにしたニンニクも絶品☆

今回は客の回転が速すぎて、まだほっくり煮えるまで時間が経っていなかったけど、それでも美味しい!

じっくり煮込んで薄茶色になったニンニクは、まるで栗のような食感でめちゃくちゃ美味しいんだけどなぁ☆

 

今回は初めて青唐辛子にチャレンジ♪

辛いものは苦手なので今まで食べたことがなかったけど、一緒に添えてあるサムジャン(辛くない味噌の一種)を付けて食べたら、口の中がサッパリして美味しかった☆

 

値上がりしたとはいえ、今どき1人前15,000ウォンで韓牛(ハヌ)を食べられるところは滅多にない!

 

周りの人たちを観察すると、以前より店内への持ち込み品が増えている。

パック入りのご飯は、もちろん結構大きなパック入りのキムチも持ち込んで食べているのには驚いた!

 

なんて、おおらかな店なんだろう!!

ソウルへ来る時は、是非また来たい♪