1日目
前書き&北九州空港について
昨年末に次々と国際線が復活!
北九州空港にも、やっと春が訪れそうな雰囲気☆
12月13日、週4便で就航したジンエアーソウル(仁川)便が2月6日からデイリーになったのを記念して取材へ飛ぶことになった。
が!チケットが全然、取れない。
実はプライベートで3月の3連休を利用して韓国へ行くことが数ヶ月前から決まっているのに!
やっと予約できたのは3月9日~12日だった。
え~っ、ソウルに4日間滞在、帰国して4日間仕事をして、また韓国行き・・大丈夫かな?
北九州空港連絡橋
ワタシのお気に入り♪
晴れていると、エメラルドグリーンのアーチがきれいなんだけど・・
ジンエアーは、早く行ってもチェックインできないことが12月のプサン行きで分かったので今回は橋を渡ったのが、ちょうど出発の2時間前というノンビリさ♪
しかも橋を渡ったところで、ちょっと駐車して写真を撮っている!(笑)
相変わらずターミナルに近い場所には車がいっぱいなので、離れたところに駐車。
それでも、ガラゴロとスーツケースを押して歩けば、5分もかからない☆
駐車場無料券2日分プレゼントキャンペーン!
公共交通での利用は、やや難のある北九州空港だけど、自家用車ならホントに便利☆
その上、2日分の無料券がもらえるなんてラッキー!
自家用車で来てプサン便とソウル便を利用する人に2日分の駐車券をプレゼントするというキャンペーン(2017年10月31日まで)をやっているのを見たので、駐車券を持ってターミナルを入ってすぐの左側にある総合案内所へ行ったら、「すみませんが、搭乗券と一緒に提出してください」と言われた。
行ったり来たりしなくて済むようEチケットで受け付けてくれたらいいのに!と思ったけど、世の中にはズルい人がいるから、コピーしてダブルでもらおうなんて考えるのかもしれない・・
北九州空港 国際線カウンター
空いている♪
出発ロビーへ上がると、すでに出発2時間前を過ぎているからチェックインをしていた。
前回のちょっと感じの悪いスタッフを避けて(根に持つタイプ!)、別の人に手続きをしてもらう。
スーツケースを預けてしまえば手ぶらなので、空港内をウロチョロしてみる♪
3Fフロアの国際線就航ポスター
海外旅行好きなワタシとしては、一気に3路線も増えてうれしい☆
でも、なんとなく色のバランスが悪いよねぇ・・
機内食がないことも分かっているから、空港で食べることにしていた。
悩みに悩んで(他に考えることはないのか?って言われそうだけど・・)、山小屋ラーメンに決定!
最後の日本食にラーメンを選んだ韓国人旅行客も数組いる。
山小屋ラーメン
具がタップリあるので、満足感が高いかも♪
ワタシは、おススメの『昭和(昔)ラーメン』を注文。
870円は、やっぱり空港価格だよね?
マチナカの店舗に行ったことがないから値段は比較しようがないけど・・
やや臭みのあるふつうの豚骨ラーメンだと思う。
レストランにいても、出発便の最終案内や到着便のお知らせが聞こえるので安心♪
FDAのパネル
大好きな1号機☆
いつか乗ってみたいなぁ!
3Fの壁に大きなパネルがある!
北九州空港へ就航する前から大好きだったフジドリームエアラインズ(FDA)の1号機☆
機体の色をアンケートで決めるという斬新なアイディアには、本当に驚いた!
そのFDAが北九州空港へ就航すると分かった時は、とてもうれしかった☆
今、搭乗客が伸び悩んでいるのが残念・・
まだ、名古屋(小牧)便の存在が知られてないからなぁ!・・なんてことを考えていたら、もう出発の40分前!
手荷物検査場に並び、待つ間に電子機器類や車の鍵、液体類を入れたジッパー付の袋を分けておく。
検査場は、不審物をチェックされる人がいっぱいで大混雑だけど、ワタシはスルー♪
出国スタンプをポンッ!と押してもらい、制限区域へ入る。
免税店は、買い物をする韓国人でいっぱいだ!
北九州空港免税店
来る度に品揃えが違う!
利用者のニーズを細かくチェックしているんだろうなぁ☆
売れ筋商品は、どれ?
12月はハイチュウが大人気だったけど、今日は森永キャラメルの小豆味がよく売れている!
なぜ、ふつうの味じゃなくて小豆味を選ぶのか、とても気になるが、訊いても答が分からないから訊かない。
年配の人は迷わずまとめ買いするが、若い人は余ったコインで買えそうなものを一生懸命選んでいるのが微笑ましい♪
どれが焼酎で、どれが日本酒か分からず悩んでいる親子がいた。
息子さんがレジまで行って確認し、持っていたものが焼酎であることは分かったようだが、他の商品も気になるようす・・
韓国で、いつも多くの人に親切にしてもらうワタシだから、「チョギヨ・・イゴ ハゴ イゴ、ソジュ!イゴ、タルダ(あの・・コレとコレは焼酎!これは違う)」とお節介してしまう。
楽しい思い出をたくさん持って帰ってもらいたいから!
日本の焼酎は、気に入ってもらえたかなぁ?
1日目
今回、離陸してすぐに写した空港島がおもしろかった!
宙に浮かぶ空港島
海の色が不思議な形をつくり、空港島が浮いているように見える!
たぶん、沖ノ島
女人禁制の島で、ほとんど人の手が加わっていないため、太古の昔からの植生物が保たれているという。
空子は、いちおう女だから上陸できない・・
世界遺産暫定リストに掲載されたらしいよ。
ジンエアーのウイングレットと白い光の帯
どうして、こんな白線ができるんだろう?
ブルーのグラデーションを分ける白いラインがきれい☆
不思議!
機体が降下するにつれて、もやがかかったようになり空港への長い橋がかすんで見える。
ソウル(インチョン)空港へ到着する直前の写真・・下の方に注目!
インチョン国際空港
とにかく広い!
水上に写っていたのは機影だったんだ!!
大韓航空のクルー
大きな空港だからか、日頃はめったに見られないクルーを間近に見るチャンスがいっぱい♪
あこがれの大韓航空のCAさん☆
あのヘアアクセサリーがほしい!!
ブルーだけだと思っていたら、白もあるんだ。
ピョンチャンオリンピックのマスコット?
レンタルWi-Fiを借りるため、空港内を移動中に見つけた。
来週、ピョンチャンへ行けるかもしれないからワクワクする♪
到着ロビーには来年のピョンチャンオリンピックのマスコットらしきものが!
虎と熊?
1日目
インチョン空港からソウル市内への移動は、大きく分けて3つある。
1.ソウル駅までの直行列車A’REX(エーレックス)
2.バス
3.タクシー
1より2、2より3と値段が高くなるが快適性も高くなる。
大きなスーツケースを持っての垂直移動が多くなる列車を避けて、ターミナルに横付けされるバスを選んだ。
空港リムジンバス6001番
スーツケースを持って移動するのが苦手な人は、リムジンバスの停留所近くのホテルを選ぶと便利♪
このゴールドカラーのリムジンバスに乗ればホテルの真ん前まで乗換なしで行ける♪
料金は14,000ウォン。
高級リムジンなので、横3席(2人掛け+1人掛け)のゆったりシート☆
しかも、韓国ではひとり旅だと空いている限り、1人掛けのイスを選んでもらえるから助かる!
空港リムジンバスの車内
この日は、たまたま空いていたけど、次のバス停でドッと乗ってきた。
国際線ターミナルには同じルートのバス停が2つある。
絶対に席を確保したい時は、数字の小さいバス停の方へ移動した方がいいよ。
もし、先に停まったバス停で満席になってしまったら、次のバスを待つことになるから・・
インチョン国際空港周辺の干潟
空港ができたばかりの頃は、辺り一面干潟のような海が広がっていた。
埋め立て地
高層ビル群を見ると、「あぁ、韓国へ来たな~♪」という気になる。
数年ぶりに見ると、どんどん埋め立てが進み、高層アパートが続々と立っている!
バスは空港専用道路をノンストップでぶっ飛ばしてソウル市内へ入る。
KTX(韓国の新幹線みたいな列車)も停まる龍山(ヨンサン)で最初の停車。
ソウル駅が見えた!
次が目的地の南大門・会賢(フェヒョン)駅なので降りる準備をする。
荷物チケット
控え番号のシートには免税店の割引クーポンが付いていた。
免税店で買い物しない空子には必要ないけど・・
乗車する時、荷物に貼ったラベルと同じ番号の札をもらっているので、それを見せたら、
運転手さんも一緒に降りて、荷物室からスーツケースを取ってくれる。
今回は、ひとり旅なので利便性第一で、リムジンバスが目の前に停まるホテルを選んだ☆
が!落とし穴があるとは、気づいていなかった・・
空港からのリムジンバスはホテルの目の前に停まるが、空港行きのバスは南大門市場を突っ切ったところにあるバス停から乗ることになるとコンシェルジェで知ったのだ!
1日目
12月のプサン取材で寒いバスルームに懲りたワタシが今回の宿探しで、いちばんこだわったのは当然、バスルーム!
条件はキビシイ。
・温水洗浄暖房便座とバスタブ(シャワーカーテン付でバスルームが水浸しにならない)付!
・地下鉄から徒歩3分以内であること。
・静かな環境であること。
・美味しい店が近くにたくさんあること。
・観光のための移動がラクな4号線沿いであること。
そうして選んだのが、ここ『ティーマークグランドホテル明洞』だった!
明洞という名前がついているが、実際は明洞から一駅となりにある会賢(フェヒョン)駅の前にある。
チェックインは、英語と韓国語。
日本語は通じないようだ・・
エグゼクティブダブルルーム
1人では、もったいないくらい大きなベッド。(と、言いつつ夜は大の字になって寝たけど・・)
スタンダードダブルの部屋だから全く期待していなかったのに、なぜか高層階のエグゼクティブダブルの部屋をもらった☆
ツイてる♪
入口傍にあるスーツケース置き場
海外旅行用スーツケースって、床に置いて荷物を出し入れするのは大変だし、ベッドの上に置くのは重い!
これがあるとホントに助かる☆
このホテルも、入口で靴を脱ぐタイプ。
だけど、欧米の人たちは分からないだろうなぁ・・
温水洗浄暖房便座
世界に誇れる日本の発明!
コレがあるとないとでは、ホテルの快適性が大きく変わる!!
温水洗浄暖房便座 使用説明書
使用説明書は英語・韓国語・日本語・中国語で書いてある☆
日本人以外が理解できるかどうかは怪しいけど・・
バスルームの奥行いっぱいの長さがある洗面台だから、バスグッズや化粧ポーチなどを置くのも困らない☆
アメニティも充実している♪
ソウルタワー
部屋は端っこから2つ目なので騒音も少ないだろう。
スーツケースから荷物を出したら早速、南大門市場へ繰り出そう♪
1日目
ホテルを出て左手に数m歩くと会賢(フェヒョン)駅3番出入口がある。
地下へ下り、地下鉄駅方面には行かずにまっすぐ進み、5番出入口へ。
階段を上がると、そこはもう南大門市場!
夕方の南大門市場
平日でも、多くの人で賑わっていた。
通路の中央には屋台がズラッと並んでいる。
赤いザルに盛られたイチゴ
イチゴ!イチゴ!イチゴ!
これだけ並ぶと壮観☆
韓国語で『タルギ』と呼ばれるイチゴは春を告げるフルーツだ!
日本では、傷みやすいイチゴはパックに丁寧に詰められて売っているが、韓国ではザルに山盛り!
下の方のイチゴが傷むんじゃないかと他人事ながら気になる・・
そもそも、こんな大量のイチゴをどうするんだ?と思うけど、きっと韓国人はペロッと食べてしまうんだろうなぁ!
久しぶりのソウルなのに地図も持たずに出てきたしまったけど、方向感覚には自信があるので、適当に歩く。
前方に南大門が見えた!
見えたけど、意外と遠いな・・
ちょうど夕方のラッシュにかかる時間だからか、バス停には多くの人がいて通り抜けるのが大変。
2008年2月に放火で焼失した直後、ソウルに来たワタシは南大門の昔の姿を知らない。
南大門
復元されてから、だいぶ経つと思うけど何だかしっくり来ない・・
南大門に近づくと、ガイドさんらしき男性が立っていた。
南大門の天井絵
こういうところの絵には何故か龍が描いてある。
この龍は、何となくアニメっぽい・・
いいのかな?韓国の国宝第1号なのに。
「どこから来たの?」と尋ねられた。
黙っているとワタシは正体不明なんだ!(笑)
門をくぐると天井に龍の絵が描いてある。
あまり感心しない色合いの絵なので、写真を撮ったらすぐ通り抜けた。
こっちから見た方が好きだけど、完全な逆光できれいに撮れない。
しかも全体を写そうと最大限離れて撮ろうとしたが、グルッと柵があってどこにも行けないことが分かった!
仕方なく、また門をくぐって戻り、ガイドのアジョシ(おじさん)に「市庁に行きたいけど、どこから行けばいいの?」と尋ねたら、「あっちからグルッ回って行ってね」とジェスチャーを交えて答える。
日が暮れると寒くなるだろうと思ってブーツを履いてきたが、ヒールが高いので足が痛くなってきた。
ペタンコシューズに履き替えるべきだった、と後悔しても遅い!
南大門の回りを半周するように横断歩道を渡り、ソウル市庁の分館にある展望台をめざしたが、閉館時間が迫るし寒いので、億劫になってアッサリ諦める。(笑)
新旧ソウル市庁
写真中央の横長のかまぼこみたいな建物がソウル市庁舎。
手前にある茶色の古い建物が旧市庁舎。
まるで旧市庁舎に覆いかぶさるようなデザインだ!
日本が建てた旧市庁舎は壊すって聞いていたけど・・残っている。
1日目
ひとり旅の時は基本的に公共交通を使う。
複数だとタクシー料金が安いので便利だけど、大都市で女性が1人でタクシーを利用するのはリスクが大きい。
T-money カード
ソウルの地下鉄やバスは、もちろん地方都市でも使えるところが多いので、1枚持っていると便利!
そこで、役に立つのがこの交通カード・T-money(ティモニカドゥ)だ!
実はコレって、相当古いデザイン(笑)
ソウルに通うようになった最初の頃に買ったものだからね・・
2枚持っているんだけど、どっちか1枚は残金がほとんどないハズ。
チャージ機に置いて、1枚ずつチェック!
日本語で操作できるので助かる☆
最初に置いた分は750ウォンだったので、これはダメ。
もう1枚は15,000ウォンあるので、こっちを使うことにする♪
地下鉄のホームにある転落防止ドア
地下鉄のホームには安全ドアがあるので、転落の心配はない!
(と思ったら、開きっ放しのところもあった)
地下鉄の駅名と案内表
地下鉄の表示
132 市庁駅
手前の駅はソウル駅、次の駅は鍾閣(チョンガッ)駅
132は、1号線の32番目の駅という意味。
これは、地下鉄全線共通の表示なので、頭の番号を見れば何号線か分かるし、色でも分かるように工夫してある。
鍾路(チョンノ)タワーがある鍾閣で降り、目的地へ出る出入口を探す。
ここで間違うと余計に疲れることになる!
目的地への案内では3番出入口と書いてあったが、3-1というのもある。
こういう表示は初めて見た!
案内通り3番出入口から出て歩いたら、3-1出入口に出た。
だったら、そう書けばいいのに!と1人で悪態をつきながら歩く・・
道路に警察バスがズラッと並んでいる。
狭い歩道にも警察官がゾロゾロいるので、少なくとも犯罪に巻き込まれる心配はなさそう!と妙な安心感を持つ。
1日目
わざわざ鍾閣(チョンガッ)まで来たのは、ソルロンタンを食べるため。
昔(って言っても9年前)、初めてソウルを旅した時に、どうしても店を見つけられず、通りすがりの女性に尋ねた。
彼女は、忙しいのに幼稚園児の息子をおぶったまま、店まで案内してくれた。
その時のありがたさを当時は、「カムサハムニダ(ありがとうございます)!」と言う言葉しか知らないワタシは何度も繰り返した。
店が再開発のため移転したということは聞いていたが、その後ソウルを訪れるチャンスがなかった。
今回は何としても移転先の店を見つけて、もう一度食べたい!と願っていたのだ。
店は路地の奥にあるようだが、どこかで見逃したみたいだ。
地図を見ても遠くへ歩きすぎている・・
今度は細い路地も見落とさないように、ゆっくり歩いて戻る。
すると、路地の奥の文字が見えた!
新しい里門ソルノンタンの外観
当時、ハングル文字を全く読めなかったため、店の前を通っても見つけられなかった。
入口の上に架けられた木製の看板は、かつての伝統家屋だった古い建物に架けてあったものらしい。
里門ソルノンタンのメニュー表
メニュー表は、当時とあまり変わっていないようだ。
変わったのは値段だけ・・
店内は、意外と広く座敷もある。
10人くらいのアジョシ(おじさん)たちが酒盛りをしていた!
ワタシは迷わずソルロンタンを注文♪
カクトゥギ(大根キムチ)と白菜キムチ
韓国では、ソルロンタンの美味しい店はカクトゥギも美味しいと言われる。
アジュンマ(おばちゃん)が、すぐにカクトゥギと白菜キムチを運んでくれた。
この時点で、ちょっとガッカリ・・
以前は、この2つがステンレスの大きなボックスに入っていて、自分で好きなだけ取って食べられたのだ。
特に大根のカクトゥギは、もっと大きくて一口じゃ食べきれないようなものもあり、ネギが入ったザルに刺してある大きなハサミでザクザク切って食べていた。
ここのカクトゥギが韓国でいちばん美味しかった!
でも、小皿に盛られ長時間放置されていたと思われるカクトゥギは、期待した味ではなかった。
ソルノンタン
牛骨スープに薄切りの肉やご飯、素麺などが入っている。
ソルロンタンが運ばれてきた!
以前、来た時はハングル文字を読めなかったので、日本語の部分だけを見て注文したが、よく見ると、この店ではソルロンタンではなく『ソルノンタン』と呼ぶようだ。
何か理由があるんだろう・・
運ばれてきた時は「お肉が少ない・・」と思ったが、底から混ぜるとドッサリ入っていた!
ご飯も素麺も以前と変わらず入っている。
量が多いので、ご飯はほとんど残した。
スープは美味しいので器を傾けて全部飲んだが、ワタシの中の思い出が1つ消えた気がする。
1日目
お腹いっぱいになったので、鍾閣(チョンガッ)駅へ戻る。
鍾路タワーは、全面ガラス張りで33階建ての現代的な建物。
鍾路タワー 外観
上部が吹き抜けのユニークなデザインなので遠くから見ても、すぐ分かる!
最上階にあるバーとレストランは予約しないといけないという人気の場所らしいが、一度も利用したことがない。
トイレが変わっているというので、トイレオタクの異名をもつワタシとしては是非、見てみたい!と思っていたので、思い切って行ってみた。
ビルに2基あるエレベーターのうち、33Fのレストラン『トップクラウド』へ行けるのは1基のみ。
こっそりトイレだけ覗いて帰ろうと思っていたが、敵もさるもの!(いや・・別に敵じゃないけど)、エレベーターを降りると、目の前に受付嬢がいて、ニッコリ微笑み「ご予約のお客さまでしょうか?」と訊いてくる。
ここのトイレ見たさに観光客がゾロゾロやって来るのを防ぐためだろう。
しかし、そこは大人の女性として威厳を保ち(かなり無理があるが・・)、「ちょっとお酒を飲もうと思って・・」と言うと「申し訳ありませんが、バーは19時からの営業です」と困った顔をする。
「あら~、残念ね。じゃあ、ちょっとトイレをお借りしようかしら・・」とキョロキョロしてトイレを発見。
無事、ウワサのトイレへ潜入できた♪
ウワサのトイレ
ウワサの理由が分かる人がいたら教えてほしいなぁ・・
ちょっとふつうより丸い便器?
ボタンが大きくてライトっぽいけど、押せば水が流れるだけだし・・
ウワサのトイレ
床にグリーンのライトがあるけど、下がガラス張りで見えるというワケでもない。(ガラス張りだったら、おもしろいけどねっ♪)
ウワサのトイレ
洗面所の大きなガラス窓から見える街並み。
しいて言えば洗面所の窓から、こんなキレイなソウルの街が見えることくらい?
奥に見える山のいちばん尖った三角の山が北岳山で、すそ野に大統領府である青瓦台(チョンワデ)があり、その下に朝鮮時代の王宮・景福宮(キョンボックン)がある。
結局、何が変わっているのか分からないまま、タワーを降りた。
鍾閣駅から1号線で東大門駅へ移動。
ちょうど夕方のラッシュで電車はギュウギュウ詰め!
3つ目の東大門駅で降りて、出入口をチェック!
6番出入口を出るとすぐにライトアップされた門が見える♪
ライトアップされた東大門(トンデムン)
夜でも煌々と光あふれる東大門市場のビルと東大門。
東大門は昼間見るより夜の方がいいかもしれない!
以前、写した東大門はブレてしまったが今回は、キレイに撮れた💛
しばし、夢のような時間を過ごす☆
2日目
朝ご飯は何にしようか?
太刀魚煮定食のつもりだったけど、朝からご飯を食べる気分じゃないからパス!
手早く軽く食べられるマンドゥ(韓国風餃子)に変更。
空子のモットーは『臨機応変』!!
朝の南大門市場
夕方から夜にかけての賑わいがウソのような静けさ。
昨日の夕方とほぼ同じ場所で写しているが、やはり韓国の朝は殺風景だ。
屋台がないし、人通りも少ない。
目指すマンドゥ屋を見つけられず、ずっと先まで歩いてみたが、引き返してきた。
マンドゥ屋
マンドゥは漢字で書くと『饅頭』。
饅頭といっても甘いお菓子じゃなくて、餃子だ!
店は思っていたよりはるかに小さくて目立たない。
いつも行列ができているらしいが、朝ご飯に食べる人はあまりいないのかな?
「2つだけ、ちょうだい!」と言ったが、アジュンマ(おばちゃん)は「5個じゃないと売れない!」と言う。
絶対に食べきれないのに、5個分3,500ウォンを支払う。
マンドゥ
マンドゥの具は、いろいろあるが、コレは日本でもよくある肉まんと同じようなものだった。
熱々をホテルに持って帰って食べた。
小ぶりで皮が薄いから食べやすいけど、2つで充分!
ランチは韓牛(ハヌ)焼肉と決めているから、これ以上は食べられない。
残してゴメンなさい・・
2日目
昨日は夕方到着したから、写真を撮ってなかった。
ティーマークグランドホテル明洞の外観は、こんな感じ☆
左側に面した部屋は南大門市場が見えるハズ!
ワタシの部屋は右側でソウルタワーがある南山公園(ナムサンコンウォン)が見える。
ティーマークグランドホテル明洞
明洞(ミョンドン)のすぐ隣にある会賢(フェヒョン)駅を出たところにあるので移動に便利なホテルだと思う。
明洞のコスメショップ
エコロジーな外観!
7年ぶりの明洞(ミョンドン)は、ホテルだらけになっていた!
テナントの壁いっぱいに草が生えている店はコスメショップ。
シャッターを切った瞬間、ど派手な車とバイクが写り込んでいた・・
まぁ、これも明洞らしくていいか♪
ソウル市の観光ガイド
赤い帽子と赤いコート!
彼らを見かけたら、ラッキー♪
遠慮せずに話しかけてみよう。
もし、明洞辺りで道が分からなくなったり目指す場所が分からない時は、赤い帽子と赤いコート(夏は、Tシャツかな?) のガイドさんに訊こう。
彼らは観光客のためにガイドをしてくれるソウル市のガイドさん☆
英語・日本語・中国語など専門があるみたいだけど、『日本語』と書いたタスキをかけている人を見つけたら、何でも相談してみよう!
ワタシは会賢(フェヒョン)駅や明洞(ミョンドン)駅がある4号線周辺から明洞をチョロチョロしながら乙支路入口(ウルチロイプク)駅へ移動。
明洞はソウル一の繁華街だけど1km四方くらいだから、それほど疲れない。
乙支路入口駅へ来たのは2号線に乗るため。
地下鉄駅は場所によっては乗換に1駅分相当歩くこともあるから、明洞のショップチェックを兼ねて歩いた方がずっと効率がいい!
買物予定の店がちゃんとあるかどうか、ほしい商品が揃っているかどうかチェックしておかねば!
韓国は日本と比べられないほど変化が激しい。
1年はおろか、2・3ヶ月で変わってしまうほどだ!
2日目
乙支路入口(ウルチロイプク)駅から2号線で5駅目の新村(シンチョン)へ。
7番出入口を出て大きな横断歩道を渡る、と某サイトの説明にあるけど、ここですぐ横断歩道を渡らず、7番出口を出たら駅を背にしてまっすぐ前へ進み、最初の横断歩道を渡った方が、迷わず店にたどり着けると思うよ。
かなり急な坂道を少し上がると目指す店がある!!
坂道を上がる時から焼肉の香りがしているから分かるけどね(笑)
ドラム缶焼肉 ヨンナム食堂
暑い夏も寒い冬も冷暖房なし!
それでも美味しいカルビを食べたい客が押し寄せる☆
店内は満員!
12時過ぎというランチにぴったりの時間になってしまったから仕方がない・・
奥の扉の外に立って待っている人がいたので、その後ろに並ぶ。
何しろドラム缶が並ぶ店内で炭火を使うんだから、煙がすごい!
寒いけど、ダウンコートを脱いで大きなビニール袋に入れておく。
以前、コートを着たままで食べたら匂いが染みついて困ったから・・
店のアジュンマ(おばちゃん)は、「焼肉2人前ね?」と尋ねる(というか、確認してくる)。
韓国では通常、1人焼肉を認めない店が多い。
1人でもOKの場合、最低2人分注文するのが常識となっているので気をつけよう!
店内のようす
できるだけ他の客を写さないよう気をつけて、自分の肉とサイダーだけを撮ろうと努力したつもり・・
他の人たちを見ていると、好きな飲み物を勝手に冷蔵庫から持ち出して飲んでいる。
ワタシはアジュンマに「サイダー、チュセヨ~(サイダーくださ~い)!」とお願い☆
大忙しのアジュンマは、「はいよっ!栓は自分で開けてね」と栓抜きを指差して言う。
なるほど!
ドラム缶の横のカートに栓抜きが紐でくくり付けられている♪(笑)
2人前のカルビ焼肉と青唐辛子
ステンレスの器に入っているのは焼肉のタレ。
日本のものと違って、サッパリしていて少し甘味がある☆
最初に網の上へ肉を広げるところまでは、アガシ(おねえちゃん)がやってくれたが、後は、ほったらかし状態。
もしかして、初めての人とそうでない人を見分けることができるの?!
仕方がないから自分でトングを持ち、2人前の肉が一気に焼けないように一部を端っこに寄せて置く。
プサンでいつもお世話になるHさんが教えてくれたことだが『肉は、ある程度焼けないと巧く切れないもの』だそうだ。
だから、やたらいじくり回さず、ある程度おいておく方がいい。
そろそろ焼けたかな?という頃、ハサミでチョキチョキするとひと口大に切れる♪
これを特製のタレに付けてパクッと食べると口の中に肉汁がジュワ~っと出て、たまらなく美味しい!!
セルフ焼肉中!
韓国の飲食店では、至れり尽くせりで世話を焼いてくれるものと思っていたが、この店は別!
小さな器でオイル付けにしたニンニクも絶品☆
今回は客の回転が速すぎて、まだほっくり煮えるまで時間が経っていなかったけど、それでも美味しい!
じっくり煮込んで薄茶色になったニンニクは、まるで栗のような食感でめちゃくちゃ美味しいんだけどなぁ☆
今回は初めて青唐辛子にチャレンジ♪
辛いものは苦手なので今まで食べたことがなかったけど、一緒に添えてあるサムジャン(辛くない味噌の一種)を付けて食べたら、口の中がサッパリして美味しかった☆
値上がりしたとはいえ、今どき1人前15,000ウォンで韓牛(ハヌ)を食べられるところは滅多にない!
周りの人たちを観察すると、以前より店内への持ち込み品が増えている。
パック入りのご飯は、もちろん結構大きなパック入りのキムチも持ち込んで食べているのには驚いた!
なんて、おおらかな店なんだろう!!
ソウルへ来る時は、是非また来たい♪
2日目
お腹いっぱいの幸せな気分でポカポカの春の日差しを浴びながら、新村(シンチョン)駅へ戻ると、出入口でアンケート調査をしている若者たちがいた。
日本では、若い男性はアジュンマ(おばちゃん)を嫌って声をかけたりしないけど、韓国では何事にも積極的なアジュンマこそ理想の調査対象だと思うのか、背の高いイケメンくんがワタシの進路に立ちはだかるようにして、アンケート用紙を突き付けてくる。
「簡単な調査だから、是非お願いします!」と言うから「ごめんね~!・・韓国語が分からないから」と韓国語で答える(笑)
一瞬、ポカンとしたイケメンくんも「なんだ・・外国人か」と思ったのか諦めてくれた。
地下鉄のトイレでリセッシュを全身に振りかけてから電車に乗ったけど、やっぱり匂うな・・昼間から焼肉を食べたのがバレバレ!
地下鉄構内の壁画
地下鉄構内にあった朝鮮時代の王さまの玉座と屏風(右下)や宮殿の図(左側)などを描いたもの
市庁(シチョン)駅で1号線に乗換、次のソウル駅で4号線に乗り換えて二村(イチョン)駅へ向かう。
国立ハングル博物館の場所は、よく分からないけど、とりあえず国立中央博物館へ向かえばいいハズ♪
今回は目的地へ行くには地下鉄のどの出入口を使えばいいのか事前に調べておいたので動きにムダがない。(自画自賛?!)
以前、国立中央博物館へ来た時にはなかった動く歩道がある!
はるか彼方まで続く歩道だ。
まるでインチョン国際空港みたい・・
長~い動く歩道
どこまで続くのか、先が見えないんですけど・・
最初は満腹感でボ~っと手すりを持って立っていたが、壁にチラチラ何かが見えるのに気づいた!
壺や半跏思惟(ハンカシイ)像が、浮かんだり消えたりするライトが続いていたのだ。
壁画に注目!
消火栓の右横に見えるのが頬杖をついた半跏思惟像
これとは別の、ちょっとエロティックなポーズの小さな仏像は、ワタシのお気に入り💛
もう一度見てみたいけど、スケジュールが詰まっているからムリだろうなぁ・・
動く歩道の終点に到着して左手に行くと国立中央博物館、まっすぐ進むと国立ハングル博物館があるようだ。
前回、来た時も冬晴れの美しい青空だったが、今日も青い空が広がっているので巨大な国立中央博物館が美しく見える!
敷地面積は92,000坪もあり、世界有数の広さだそうだ。
国立中央博物館
まだ新しい博物館なので効率よく見て回れるのが魅力!
ちょうどエジプト展が開催されていたので、大きな棺の垂れ幕が見える。
建物の中央部は吹き抜けになっていて、遠くに見えるのは南山とソウルタワー!
やっぱり旅行中は、天気に恵まれるのが最高☆
2日目
国立中央博物館を左手に見ながら直進すると右前方におもしろい形をした国立ハングル博物館が見えた。
新しく作るならバリアフリー化すればいいのに!と思うような巨大な階段が見える。
でも、近づくと左側にエスカレーターがあったので階段を使わずに済んだ♪
国立ハングル博物館
韓国の新しい建造物は、デザイン性の高いものが多い。
利便性の良し悪しは別として・・
どうやら1Fは展示室ではないようで、2Fと3Fのみが展示室になっていた。
入口には警備の男性が立っている。
近づくと、サッとドアを開けてくれたので、お礼を言う。
右手にあるインフォメーションにいた女性スタッフは電話でおしゃべり中!
いつ果てるとも知れないから、ラックから日本語のパンフレットを選び、いちばん近い部屋から見学開始。
現在、韓国で使われる文字『ハングル』は、朝鮮王朝・第4代王である世宗大王(セジョンテワン)によって1443年に作られ、1446年10月9日に公布された。
だから韓国では、10月9日は『ハングルの日』と呼ばれ、祝日になっている!
時々、韓国語を『ハングル語』と呼ぶ人もいるけど、ちょっと違うと思う。
ハングルは、あくまでも韓国語を表記した文字のことだ。
韓国が大好きなのに、きちんと韓国語を勉強しようという気が全くないワタシ。
だけど、博物館や美術館は大好きだから、やって来た♪
ハングルデザインソファ
ハングル文字ってパーツにすると、アートっぽくなる☆
逆光で見にくいけど、廊下にあるソファの背もたれにデザインされたハングル文字☆
こうやって見ると、オシャレだよね!
ハングル文字の変遷
左側3枚には漢字にフリガナを付けるようにハングル文字を書いている。
日本語の説明がないから、想像だけど・・たぶん左から1517年、1670年、1795年、現在の韓国語表記の違いを並べたもの。
※ハングルに詳しい人がいたら、ぜひ答えを教えてください!
世宗大王にお手紙を書こう!コーナー
チャレンジ精神は良かったけど、後先考えずにやると証拠が残ってしまう!
子どもたちが楽しくハングルについて学べるように、この博物館ではデジタル技術を駆使し、見るだけでなく触れて学ぶ工夫が多い。
ここは、いくつかの背景から気に入ったものを選んで世宗大王に手紙を出すと、同じ写真が自分のメールアドレスにも届くという行き届いたシステム。
せっかく来た記念だから♪と思って、軽い気持ちで写真を撮ったら、なんと横の大きなパネルの世宗大王の膝元に自分の写真がデカデカと載っていた!
後悔しても、もう遅い・・
この先20人以上がこのコーナーを利用しないと、画面から消えることがないだろう。
あぁ、恥ずかしい!
暗闇に浮かぶ最初のハングル文字
幻想的で美しい☆
世宗大王が最初に作ったハングルに関する文書を暗闇に浮かび上がらせたアート作品
本物は、もっともっと美しかった☆
ハングル文字アート
ハングル文字をアートにした作品を集めた部屋
ハングル文字パズル
ハングル文字のパーツでパズルを作るなんて、おもしろい発想☆
カラフルなアクリル板なのも、いいよね!
触ってみよう!
ハングル文字の部品をパズルにしたユニークなアート作品。
見るだけでなく触れるというのは、子どもだけじゃなく大人だって楽しい♪
당신의 이름은 무엇입니까?
あなたの名前は何ですか?
ここは、マグネットになったハングル文字の部品で自分の名前を作ってみよう、というコーナー
開館して3年経ったせいか、パーツが少なくなっていて探すのに苦労したけど、いちおうできたよ!
『そらこ』
ミュージアムショップ
韓国のミュージアムは、ショップが充実している!(たぶん、英国の博物館をお手本にしたんじゃないかとワタシは、にらんでいる!)
ミュージアムショップって大好き♪
ほしいものがいっぱいあるけど、「で、ソレをいつ、どこで使うの?」と突っ込まれた時に答えられないから、やめておく。
搾りたてオレンジジュース
勉強後はリフレッシュが必要♪
搾りたてオレンジ100%!!
でも、オレンジをミキサーでガ~ッと砕いただけなので、ストローに皮が詰まって飲めない・・(笑)
ストローは、諦めて直に飲んだよ。
こういう大胆さというかおおらかさが韓国らしい♪
国立中央博物館はパスして、二村(イチョン)駅へ戻り、4号線で明洞(ミョンドン)へ移動。
乗換なしで行けるのが便利だ♪
地下鉄4号線 二村(イチョン)駅のホーム
ソウルの地下鉄は線ごとに色分けされている。
安全ドアの中央に大きく書いてあるハングル文字が二村駅の名前。
右側に⇒が描いてある駅は、進行方向にある次の駅・新龍山(シンヨンサン)だ。(見えるかな?)
4号線は、薄いブルーで統一されている。
朝の明洞と違って、16時近い時間なので道路には屋台がいっぱい出ていた!
以前は衣類やバッグなどの格安商品や偽ブランド品が多かったが、食べ物を売る屋台が増えている。
驚いたのは、魚介類の屋台もあること!
3月とはいえ、衛生面は大丈夫なんだろうか?
明洞のイチゴ屋台
3月のソウルはイチゴがいっぱい☆
それにしても1パックがデカい!!
春を告げるイチゴの屋台は、とても可愛かった💛
パックごと売るものと、チョコレートをコーティングしてくれるものがあるようだ。
少量で売ってくれたらいいのになぁ!
モーモー屋台
牛のミニチュアを並べた屋台。
何を売っているんだろう?
ミルクを使った商品を売っているんだろうけど、これ以上近づくと購入しなければいけなくなりそうなので、写真だけ写した。
明洞から徒歩でホテルへ戻る途中、大通りを渡らないといけないので地下街へ下りた。
地下街には、衣類、雑貨、化粧品はもちろん、古い切手やコイン、レコードを扱う店もある!
新世界(シンセゲ)百貨店のデパ地下にも直結しているので、ちょっと寄ってみた。
何となく甘いものを食べたい気分・・
韓国で最高級レベルの百貨店なので、売っている商品も高級品だ!
おやつ用に気軽に買えるものが少ない。
パン屋の店頭で試食販売をしていた。
サムソンパン屋
左側がクルミ入りアンパン、右側はコーヒーパン
若い女性が試食品を食べて質問していたので、傍へ行って話を聞く。
どうやら、アンパンにクルミを入れたものらしい。
韓国の餡は、日本より甘くないから食べやすいと分かっているので、試食してみた♪
ほんのり甘い餡とザクザクしたクルミの食感がいい☆
欲張って、コーヒーバンも買った。
こっちは、香りがすごく良かったから💛
クルミ入りアンパンは、これまで食べた韓国のパンの中で、いちばん美味しかった!!
昼の焼肉がたたって、お腹が空いていないので夕食は新世界(シンセゲ)百貨店で買ったパンで済ませようか、と思ったが、せっかく韓国に来たら一食でもたくさん韓国料理を食べたい!
食事候補店リストからいちばん近い店を選んで出かけた。
食欲がなくても、カルグクス(韓国風うどん)なら食べられるだろう!
店はソウルタワーへ上がるケーブルカー乗り場のすぐ下の方にある。
ホテルの部屋から見たソウルタワーと南山(ナムサン)
だいぶ日が傾いてきた・・
カメラの構えが悪いからソウルタワーも傾いている!
地図を見ながら探すが、それらしき店がない。
どうやら、大きなビルの中の地下にあるようだ!
仕事帰りのビジネスマンやビジネスウーマンがゾロゾロ出てくるビルへ入る。
エレベーターで地下に降りると目の前に店があった☆
店内がガランとしているので、ちょっと心配になる。
入ると、すぐ女性スタッフが寄ってきて、「好きな席へどうぞ!」と言ってくれた。
賑やかなアジュンマ(おばちゃん)集団を避けて、少し離れた席へ。
本当はマンドゥ(韓国風餃子)も食べたいけど、絶対に無理な量なので諦める・・
カルグクスだけを注文。
この店は以前、大統領府である青瓦台(チョンワデ)の近くにあった『北村(プッチョン)カルグクス』で働いていた人がやっているという情報を得ていたのだ。
そこは、並ぶのがキライな韓国人が並んででも食べたいほど美味しい店として有名だった。
実際、行った時も順番待ちをして食べたが、他の人が食べているマンドゥが食べたくてたまらないので、お土産にして持って帰ったことがある。
3種類のキムチ
韓国では注文した料理の他にバンチャンと呼ばれる無料のおかずが付くことが多いが、この店はキムチだけ。
しかし、ただのキムチではない!!
カルグクスを注文すると、若い男性スタッフが3つの皿に入ったキムチを運んできてくれた。
左からエゴマの葉、白菜の白キムチ、白菜キムチの3種類だ。
白菜の白キムチは、1口で食べられるサイズではなく、10cmくらいはある。
一口食べた途端、以前食べた味だ!と思い出した!!
白キムチというのは唐辛子を使っていないので、全く辛くない。
少し酸味があるが甘味もあり、何とも言えず美味しい☆
白菜の白キムチは、お替わりしたいくらい美味しかった!!
ふつうの白菜キムチは、かなり辛いのであまり食べていない。
エゴマの葉は、キライなので手を付けない。
カルグクス(韓国風手打ちうどん)
具は店によって違うが、この店は本当にシンプル☆
カルグクスは、カル(包丁)、ククス(うどん)の意味で、手打ちうどんのようなものだろう。
韓国語は、先頭だと濁らない音が途中にくると濁音になるので、カルククスが『カルグクス』になる。
手打ちうどんを茹でるのは時間がかかるので、かなり待ったが、出てきたものは以前と同じ味だった。
もっちりしたコシのある麺にキノコやホバッ(韓国カボチャ)などを煮込んだものがトッピングされている。
薄味好みのワタシは、これだけでも充分楽しめるが、韓国人や多くの日本人はキムチやマンドゥと一緒に食べないと飽きてしまうかもしれない。
スープは、ほとんど色がついていないが味がしっかりしていて、胡椒が効いている。
食べていると、最初に挨拶してくれた女性スタッフが「いかがですか?」と訊いてきたので、「とても美味しいけど、お腹がいっぱいで、もう食べられない」と答えた。
「以前、北村(プッチョン)にあった店に食べに行ったことがあるけど、同じ店ですよね?」と言うと、「そうです!また来てくれて、ありがとうございます」とうれしそうに言う。
ほんの少しでも、会話ができると旅がとても充実したものになる☆
(だったら、ちゃんと勉強すれば?と言われるけど・・グータラなワタシには無理!)
ライトアップされたソウルタワー
空の色とタワーの色が絶妙♪
店を出ると、ソウルタワーがライトアップで美しく浮かび上がっていた☆
3日目
朝食は、昨日買ったサムソンパン屋のクルミ入りアンパン。
包丁がないから手で割ったら、美味しそうに見えないなぁ・・
コーヒーパンは、どうなった?と思う人は記憶力がいいよね☆
アレは昨夜、サクサク感がなくならないうちに胃袋へ収めたよ(笑)
昨日買ったクルミ入りアンパン
粒餡が大好き~♪
中には甘さ控えめな餡がタップリ入っているので、食べごたえ充分☆
クルミのザクザク感もいい♪
部屋にはコーヒーやお茶があるが、ここのコーヒーは美味しくないので持参したものを飲む。
近くのコンビニで買った済州島のオレンジジュースも美味しい♪
南山(ナムサン)コル韓屋村(ハノッマウル)の看板
前から、ここにあった?
10時頃、会賢(フェヒョン)駅から4号線で2駅先の忠武路(チュンムロ)駅へ。
4番出口から出ると、すぐ目の前に看板があった!
初めて来た時はハングル文字を全く読めなかったために道を間違えてウロウロしたのを思い出す・・
当時は、なかったのかもしれないけどね!
道路はカオス状態!
歩行者が通るということは考えていないドライバー達・・
看板の右側に行く道を歩くと、門が見える。
が!その手前に何台も停まっている警察バスが邪魔!
観光客がたくさん来る場所に停めるなんて、と思ったが、テロを警戒しているのかもしれない。
なりきり朝鮮時代の衣装
向こうから顔を出せば、あなたも朝鮮時代の気分になれる!・・かも?
門をくぐると道の両側に顔を入れて記念撮影する朝鮮時代の衣装が並んでいる。
こういう時、無邪気に遊ぶことができないのが、ひとり旅の欠点。
3日目
門をくぐると右斜め奥にソウルタワー、左手に韓屋村が見える。
ソウルタワーと南山
完全な逆光だけど、空がキレイ☆
韓屋村の手前には大きなステージがある。
たぶん、季節の良い時にはいろんな催しがあるんだろう・・今は、まだジッと座って観覧するには寒すぎる。
韓屋村(ハノッマウル)の案内図
全体の配置を頭に入れてから行動すれば、無駄な動きをせずに済む。
ここには朝鮮時代の貴族階級・両班(ヤンバン)や庶民(といっても、かなりお金持ち!)の伝統家屋である韓屋(ハノッ)をソウル各地から5棟移築して見学できるようにしている。
中央の広場を囲むように配置された5棟の韓屋では体験イベントや文化講座が行われ、旧正月や日本のお盆にあたる秋夕(チュソッ)には関連行事もある。
広場では、韓国の伝統的な遊びも体験できる!
今回の旅のテーマは『無料施設で楽しむソウル』☆
ここの最大の魅力は当然、無料で韓国の伝統文化を体験できることだ!
韓国語の解説は随時行われているが、時間さえ合えば日本語で案内してもらうことも可能。
朝夕の冷え込みは強いが、日中は思ったより暖かい♪
桜のつぼみもふくらんで、もう少しで花が咲くんじゃないかと思うくらい春めいている。
伝統衣装体験ができる韓屋
体験をする時は韓屋村の入口にある受付で申込みしてね!
韓服(ハンボッ)を吊るしているのが見えた!
春らしい色合いで青空に映える☆
衣装を展示しているのかもしれないと思って屋敷の中へ入ると、女性スタッフ2人が電灯の配線作業に悪戦苦闘していた。
これから観光客を迎える準備をしているようだった。
ジッと見ていると「韓服体験したいんですか?」と声をかけられた。
「ここで、できるの?」と訊くと、「受付でお金を払ってレシートを持って来てください」と言う。
韓屋村の門の横にあったインフォメーションへ戻って、パンフレットを指差しながら「韓服体験したい!」と言うと「1万ウォンです」という答え。
外国人観光客のためとはいえ、破格の値段だ!
韓服体験ができる韓屋に戻って、スタッフにレシートを見せると、「じゃあ、そこで靴を脱いで上がってくださいね。」
「あ、床の上は冷たいから座布団の上に立って!」と2人がつきっきりで気を使ってくれる。
「どんな色が好きですか?」
「宮廷衣装にします?それとも、結婚衣装がいいですか?」
あまりにもたくさんの衣装があって悩んでしまう・・
ふつうの韓服を着た空子
宮廷衣装なんて恐れ多いから、春らしい色合いの韓服をチョイス♪
寒いので自分の服を着たまま着付けをするが、カーディガンも着ているからキツイ!
私がカーディガンを脱ぐと言うと、2人が「ダメよ!こんなに寒いのに・・」と譲らない。
う~ん、困った!
3日目
屋内のあちこちで写真を撮ってくれただけでも、充分ありがたいのに「まだ時間があるから、よかったら村の中にも出てみますか?」とスタッフが提案してくれる。
貴重品が入ったバッグを持って行くことができないので心配すると「大丈夫!ここで預かるから」と言って伝統家具の中にポイっと入れてしまった。(鍵もないんだけど、ホントに大丈夫かなぁ?)
伝統家具を置いたオンドル部屋に座る空子
当たり前だけど伝統衣装体験をする人じゃないと、ここには上がれない。
その上、スタッフが1人付いて来てくれ、ドラマのロケにも使われた韓屋村のあちこちで写真を撮りまくってくれた。
写真を撮るのは大好きだけど、撮られるのが苦手なワタシは顔が引きつってしまう・・
ところが韓服を着ていると、他の観光客にとって良い被写体になるので勝手に写真を撮られる。
別の韓屋の塀をバックに座る空子
一緒に行動してくれたスタッフは、座った時のチマ(スカート)の広がり方や胸元の紐なども気を使って直してくれる。
韓屋村には数組の韓服姿の人たちがいた。
アジアから来た家族は専属カメラマン付だ!
母親らしき人は、韓国ドラマ好きと見えて『王妃さま』の衣装を着ている。
男の子は貴族階級・両班、女の子は創作韓服。
アジアからの観光客
兄妹だろうか?
写真を撮らせて!と言うと、すぐにポーズを取ってくれた☆
韓国人3人組の女の子たちもいた☆
あまりにも可愛いので「写真を撮らせて!」と頼むと「じゃあ、一緒に撮りましょう」と言ってくれた。
1人は「寒い!」と言ってコートを脱がないので、その子がカメラマンになる。
空子を挟んで韓国人の女の子たちと一緒に♪
撮ってくれた女の子は、一眼レフのいいカメラを持っていた!
ひとり旅で楽しいのは、こうやって現地の人と気軽に仲良くなれることだろう♪
韓国は、1人で行動することが少ない国民性なので、ひとり旅の人にとても優しい☆
とっても楽しい思い出が、また増えた!!
3日目
地下鉄4号線忠武路駅から1駅先にある恵化駅で降り、人の波に乗って駱山公園(ナクサンコンウォン)方面へ出た。
日曜日だからか、歩道に人があふれている!
バス停それとも、ポスター展示場所?
言葉が分からなくても、おもしろそうな内容だ!
ポスターがたくさん貼ってある。
映画だろうか?演劇だろうか?
恵化駅周辺は大学路(テハンノ)といい、韓国最高峰の大学ソウル大学をはじめとして、多くの大学が集まっている。
これから向かう駱山公園周辺は、路上アートの街として有名☆
どの道を通っても公園へ行けるだろう!という甘い考えで、正確な地図も持って来なかった。
大勢の人たちの歩く方向へ行くと、おもしろい広場へ出た!
オブジェが、たくさんある♪
黄金の足
血管や関節などがリアルに表現してある!
『金色の足』
傍にいる女の子たちと比べると大きさが分かりやすいだろう♪
この足のモデルはワタシと同じギリシャ型だ。
※足の形は、大きく3つの形に分かれるそうだ。
日本人の8割は親指がいちばん長い『エジプト型』、人差し指がいちばん長いのは『ギリシャ型』、そして小指以外の4指がほぼ同じ長さの『スクエア型』
グリーンピース?
芸術作品は、見る人が感じたままでいいと思う♪
グリーンの丸が4つ。
仲良し2人組に見える!
父と娘
母と息子も傍にいて、4人で仲良く写真を撮っていた☆
可愛い娘をスマホで撮る若いお父さん。
アート作品も鑑賞するだけでなく、遊びに利用してしまうのが韓国流?
広場を通り抜けて横道に入る。
壁画
十字路に出たが、方向から右奥へ向かうのが正解だろう。
路地を少し歩くと前方に壁画があった!
いよいよ、路上アートの始まり~♪
標識に注目!
写真を拡大できれば、見えるハズだけど・・
ユニークな標識
400m先の博物館や2500m先の市庁を表すのは良いとして、東京やニューヨークも並んでいるのがおもしろい!
ちなみにニューヨークまで11,000kmもあるんだ。
親切なハルモニ(おばあちゃん)
坂道と階段で鍛えているから元気なんだろうなぁ!
途中で不安になって、道を尋ねたハルモ二(おばあちゃん)は、親切に「階段を上がって行くんだよ」と教えてくれた。
ブルーのショッピングカートがオシャレ☆
果てしなき階段!
他の道は、ないんだろうか?とため息をつきたくなる・・
道は、どんどん狭くなり、階段はどこまでも続く!
「こりゃ、とんでもないところに来てしまった!」と後悔しても遅い。
ダウンコートなんか着ていられないほど暑くなってきた・・
3日目
長い階段を上り終えて、ふと横を見ると・・
はぁ~、何だか脱力感のあるイラスト!
ワタシも椅子に座って休みたい。
リラックス~♪
こういうの、好き💓
坂の上から見た風景
ソウルは高層ビルが多いから、遠くまで見渡せる場所は限られている。
視線を遠くに向けると、かなり高い場所に来たことが分かった。
写真中央の茶色い建物がソウル大学医学部だ。(見えるかな?)
ダンスする2人
オレンジ色のボディにイエローのラインが数本かかっているよね?
頭に鳥を載せたお父さんと息子?と犬
子どもは、たぶん男の子だと思うけど・・
手をつなぐカップル
男性は目の前を見ているけど、女性の目は男性を見ている。
旅立つ男と犬
ワタシのテーマにピッタリ!
すべて、ワタシが勝手につけたタイトル。
違っていても責任は取らないからね♪
いちばん好きなのは、最後の『旅立つ男と犬』☆
背景と道の曲がり具合がちょうどいい感じ!
3日目
やっと、『駱山公園』と書いた標識を発見☆
ソウルの北側に連なる山々がよく見える!。
駱山公園から見える風景
奥の方の山は頂上が白く見えるけど、まだ雪が残っているのかな?
カチ
カチは、日本語にするとカササギとかカチガラスと呼ばれるようだがワタシは韓国語で呼びたい☆
カチの声がするので探してみたら、いた!!
幸せを運ぶ鳥と言われる『カチ』☆
黒と白と濃いブルーのコントラストが美しい鳥だ。
数羽いるのを発見!
きつかったけど、ここまで来た甲斐があった。
駱山亭
展望デッキ?
地元の人はどうなのかよく分からないけど、海外からの旅行者にとって、こういう伝統様式の建物は良い被写体になると思う☆
さっきの場所から、またまた石段を登ってやって来た。
ここまできたら、ほとんど意地になっている!
何としても頂上まで行ってやるぞ。
駱山公園頂上
やっとの思いでたどり着いた頂上の写真を撮りたくて、ずっと待っているけど、抱き合ったカップルが動かない・・もう、いいや!
意地で到達した公園の頂上
右側に見えるのが朝鮮時代のソウル城壁。
遠くに高層アパート群が見えるのが韓国らしい♪
北へ続く城壁と高層ビル群
昔の人は根性あるよねぇ・・この城壁って、どこまで続いているんだろう?
駱山公園の北側にも城壁は続いている。
ソウルタワーがある南山公園(ナムサンコンウォン)は、ソウル市街を眺めるのにもってこいの場所として有名だが、ここもすばらしい景色を堪能できる!
何といっても360度グルッと見渡せるから気持ちがいい♪
これから城壁沿いを歩いて東大門(トンデムン)まで行こうと思う。
3日目
駱山公園(ナクサンコンウォン)から城壁沿いに歩いていると、ハラボジ(おじいちゃん)が「梨花洞へ行くには、どう行けばいいんだ?」と尋ねる。
「何で日本人のワタシに道を訊くかなぁ・・」と思いつつ「すみませんが、ワタシは知りません」と丁寧に答える。
少し歩くと、『梨花洞は、こっち』という標識があった。
「あ!梨花洞って、これから行こうと思っていた場所だ!」と気づいたけど、ハラボジは、もういない。
ごめんね・・
梨花洞もアートで街おこしをしているところらしい。
城壁沿いの狭い通路の両側にオシャレな店ができているが、もともとの古い建物に絵を描いたところも多い。
天使の羽のイラスト
たとえ天気が悪くても、ここに立てば気分は青空♪
羽の左側に横向きに立てば、天使になれる!・・かな?
アートな空間
路地って楽しい♪
ここは別に絵を描いてあるワケじゃないけど、段差をうまく利用してつくった通路がステキ☆
民家の壁に描かれた絵
ペン画のようなタッチがオシャレ☆
平面に描いてあるのに奥行を感じる不思議な絵だ!
風船を持つ少女を撮る女性
韓国にはカメラ女子が多い!
お気に入りの一枚☆
青い空とカラフルな風船、そしてカラフルな二羽のニワトリ!
グッドアイディア!
生活の知恵もアートしている☆
洗濯物が飛んでいかないようにペットボトルをピンチ代わりに使うとは!
3日目
猫カフェを発見!
2Fに上がったら、きっとステキな景色を見られそう♪
1Fのテラスでは一生懸命作業している人たちがいる・・何をしているのかな?
猫カフェ
猫アレルギーのワタシでも大丈夫!
本物の猫はいない・・いるのはアートな猫たちだけ☆
猫目線でソウルを見る!
いつも絶景を眺められて、幸せな猫だなぁ♪
2Fのテラスから身を乗り出して猫の目線で見る!
この猫は、ソウルでも指折りの1等地にいるよねぇ♪
PM2.5の影響がなければ、もっとスッキリした遠景が見られるのになぁ・・
おねだり猫
本物そっくりの猫が窓の外から、おねだりしているように見える!
幸い、2Fには誰もいなかったので窓辺の席へ。
窓の外にはお菓子をおねだりするにゃんこ!
猫好きじゃないけどメチャクチャ可愛い💛
日焼け止めが必要なくらい日差しが強くなってきたので、アイスコーヒーを注文。
観光地価格だと思ったら、ベルギークッキー2枚付♪
スタッフはフレンドリーな人で、可愛い猫と写真を撮ってくれた☆
無料体験でゲストたちが描いた猫の絵
日本人らしき名前の人も数人いた☆
1Fのテラスで作業していたのは、『無料で猫の絵を描こう!』というイベントだったようだ。
敷地のあちこちに作品が並べられている。
文句なしにステキ!
大好き☆
このブルーの壁と赤い窓枠、そしてアイアンワークの矢印は完全にワタシ好み!!
参加型アート
各国の人たちと一緒に地下鉄4号線に乗って写真を撮ろう!・・というコンセプト。
梨花洞は地下鉄4号線沿いにあるからか、4号線と同じ色の標識を使って、いろんな国の人たちと一緒に吊り革にぶら下がって写真を撮るコーナー。
他にも参加型の壁画がたくさんあるから、記念写真をいっぱい撮ってね♪
梨花洞や駱山公園周辺の案内図
手書きイラスト風の地図。
観光案内所で配布してくれたら、いいのになぁ!
こっちから来れば全体がよく分かったのに、最後に来てしまった・・
民家の塀に描いた絵
思わず、右手のドアから入りたくなるよね♪
古い民家の塀もイラストがあれば、ステキな空間になる!
路地
う~ん、入りたくなる空間だ☆
手前の方もかなり狭いけど、写真の真ん中から先は人が通れるかどうかギリギリの幅しかない!
こういう道が大好き☆
ソウル城壁
朝鮮時代は、カラフルな軍服を着た兵隊が警備していたんだろうか?
妄想癖のはげしいワタシにはカンタンに想像できる☆
ソウル城壁
階段になっているところもある。
地面の右側に円形のものが並んでいるのはライトアップ用の照明器具だろう。
夜になると格好のデートスポットだ💛
写真の奥が東大門やソウル中心部なので高層ビルが立ち並んでいる!
タルトンネ(月の街)
塀の外に見えるのは『タルトンネ』と呼ばれる高台の住宅地。
城壁の外側なので昔は貧しい人々が暮らす場所だった。
今でも車が入れない狭い路地や急な階段が続く地域だろうけど、見晴らしはいいハズ!
ソウル城壁
段差を見てほしい!
結構、高さがあるからキツイ・・
落葉樹が好き!
秋に葉を落とすから寒い季節でも日光が地面まで届く。
春になれば、また若葉が生い茂り日陰を作ってくれる☆
四季折々の風景を楽しめる落葉樹がいい!!
老いも若きも、歩け!歩け!
お弁当を持ってきてグループでワイワイ食べている人たち、カップルや家族でおしゃべりを楽しみながら歩く人たち、そして1人マイペースで散歩する人。
冬の寒さが厳しいソウルだからこそ、春の訪れを待っていたんだと思う💛
終点
そして、ついに東大門(トンデムン)へ到着!
逆光で見にくいけど城壁の先にある黒っぽい門が有名な東大門。
東大門(トンデムン)
残念ながらこっち側は工事中・・
城壁からコの字型に3回道路を渡らないと門の傍へ行けない。
東大門=興仁之(フンインジ)門?!
復元工事前の姿?
興仁之門というのが東大門の正式名称なんだ!
東大門
なるべく後ろにあるビルを写さないように門だけを狙ったけど・・
夜の方が幻想的でいいかも!
3日目
南山オルミとソウルタワー
東大門(トンデムン)から地下鉄4号線で会賢(フェヒョン)駅へ。
ホテルで休憩中、窓からソウルタワーを見ていて、「行ってみよう!」と思ったので徒歩で南山オルミ駅へ向かった。
南山オルミは何というか・・屋外エレベーターみたいなもの。
急斜面を自動で上がったり下りたりするガラス張りの乗り物だ。
しかし、16時前だというのに日曜日だから観光客でいっぱい!
上に見えるのがソウルタワーへ行くケーブルカーの駅。
待ちきれずに急な階段を上っていく人もいるが、朝から動き回って疲れているワタシは、ひたすら順番が来るのを待った。
オルミに乗って写した写真。
なぜか、茶色っぽく写っている・・
ケーブルカ―の駅
オルミから降りてケーブルカーの駅へ入ろうとしたが、延々と行列ができていて近寄れない。
駐車場を迂回している途中・・
前に並んでいた家族連れのハルモニ(おばあちゃん)と孫の会話を聞いていると、どうやらまだ30分以上は待たないといけないようだ!
冗談じゃない!!
待つのは大嫌いだし、ソウルタワーは初めてじゃないのでサッサと諦めて戦線離脱。
「え~っ、もう諦めるの?」という視線を浴びながら行列から離れた。
駐車場係のアジョシ(おじちゃん)に「明洞(ミョンドン)へ行きたいんだけど・・」と道を尋ねたら、「その道を降りて行ったらいいよ」と親切に教えてくれた。
南山から明洞へ出る道筋には格安ゲストハウスがたくさんあった。
大きなスーツケースを持って急な坂道を上がってくる若者がたくさんいる!
ワタシだったら、安くても坂道を上る宿は選ばないな・・
何を売っている店か分からないけど、店ごとラッピングしたデザインがおもしろい!
道端に咲いていた赤い花
あまりにもキレイだから何の花?と思って近づいたら造花だった!(笑)
3日目
オッパッタッ
『花より団子』がモットーのワタシが明洞(ミョンドン)を目指した理由は、もちろん食べ物のため♪
よく行く韓国料理店の店主が「韓国のフライドチキンは、ホントに美味しいよ!」と言うので、ずっと食べてみたいと思っていたのだ。
リサーチの結果、選んだのはオッパッタッという店。
오븐에 빠진 닭(オーブン エ パジン タッ)
『オーブンに落ちた鶏』というユニークな名前に惹かれたワケじゃなくて、揚げずにグリルしたチキンだというのが気に入った。
夕方になり、大勢の人で歩くのも大変な明洞の通りからビルに入り階段を上がったところに店がある。
まだ夕食時間には早すぎるから店内には、数組しかいない。
韓国では『チメク』といって『フライドチキン』と『メクチュ(ビール)』は美味しい組み合わせなのだ♪
どう見ても外国人らしいスタッフが応対してくれた。
1種類だけでも食べきれない量だが、どうせなら2種類食べてみたいのでハーフ&ハーフにしてもらう。
オリジナルのサクサククリスピーとマヌル(ニンニク)味のヤンニョム和え。
テイクアウト用容器
大きさ比べのため横に置いたのは500mlのペットボトル。
箱のデカさが分かるよね?
テイクアウト用チキンとお供
持ち帰り用のボックスには、大量のチキンとミニコーラ、角切りの甘酢大根パック。
そして右側の小さな丸い容器は、赤いのがチリソース、黄色はマスタードソース、緑色はキュウリの甘酢和え。
想定外の美味しさだったのが甘酢大根!
汁がパックいっぱい入っているのでこぼさないように洗面台で開封して、汁を流した。
元々、韓国の大根は日本のものよりサクサクした食感で大好きなのだが、甘酢の加減がよくて、チキンを食べた後の口直しにピッタリだった☆
マヌル(ニンニク味)チキンは口に合わなかったので、ほとんど残したが、豆腐の容器ほどもある甘酢大根は完食した!
あぁ、書いていたら味を思い出す♪
また食べたい!!
3日目
デモに遭遇!
多くの人で賑わう明洞(ミョンドン)から徒歩でホテルへ戻っていたワタシは、前方に人だかりを発見し、シュプレヒコールを聞いた。
何だろう?
韓国でいちばん高級だと言われる新世界(シンセゲ)百貨店本店前の大通りを大勢の人たちが旗を持って歩いている。
歩道沿いには警官が並んでいた!
この写真は警官の肩越しにとったもの。
ワタシが歩いて行く方向の大通りを右折して次々と集団がやって来る。
横断歩道を渡るのは不可能(行進してくる人たちが赤信号で止まるとは思えない!)だから、地下道を通って大通りを渡った。
膨れ上がるデモ隊
最初は、太鼓に合わせて声を揃えて叫んでいた人たちが、だんだんヒートアップし、行進する人々の数が増えてきた。
黄色と黒の服を着た人たちが警官だが、拡声器を使ってシュプレヒコールを続ける群衆を抑えられるのかと心配になってくる。
カメラやスマホを構えているのは観光客だ!
韓国人はむしろ呆然と眺めている人が多かった。
ニュース映像
フライドチキンを食べながら、今回の旅で初めてニュースを見たら憲法裁判所がある安国(アングク)でも大規模なデモがあったようだ。
朴槿恵大統領の弾劾訴追については旅行前から知っていたが、ニュースよりドラマの方がおもしろいから、ドラマばかり見ていた!
ニュースのほとんどは大統領関連のものだったが、6年前の東日本大震災について放送しているのを見た。
何だか、うれしかった。
あの津波と原発事故のことは絶対に忘れてはいけないと思う!
4日目
早朝5:30に予約しておいたタクシーに乗るため、4時に起きた。
ソウル発10時というのは韓国人にとっては良いのだろうけど、早起きの苦手なワタシには最悪の運航ダイヤだ・・
昨日、仁川(インチョン)国際空港行きの列車が事故で止まってしまい、大勢の旅行者が出発できなくなったというニュースを見たので、予定より30分早く出発することにした。
コンシェルジュデスクのアジョシ(おにいさん)は、「いくら何でも早すぎますよ!」と言うが、乗り遅れても彼の責任は問えない。
自由旅行は全てが自己責任だ!
5:15頃に1Fへ下りてチェックアウト。
チェックインの時にカードでデポジットを取っているから、すぐに手続きが済んだ。
すでにタクシーが来ているという。
仕事とはいえ、まだ真っ暗な中、寒いのに待っていてくれたんだ☆
ふつうのセダンとジャンボタクシーがいたが、ドライバーはワタシのスーツケースをジャンボタクシーに詰め込んだ。
インチョン空港出発フロアの外
大きなフカフカの椅子に座り、「これでホントに大丈夫?」と不安になる。
だがラッキーなことに、ワタシが乗ったのはソウルでも数少ない日本語を話せるインターナショナルタクシーで、途中ドライバーといろいろな話ができたので空港までの道のりも退屈しなかった。
インターナショナルタクシーは、ソウル市が管理していて、空港までの料金も定額制だから安心!
距離別にソウル市内を3ゾーンに分けていて、明洞周辺は65,000ウォン+空港専用高速道路料金。(約6,700円)
重いスーツケースを持ってバスや電車を乗り降りするより、ずっと快適だ!
次回の訪問の時にぜひ指名してほしい!と名刺をくれた。
ジンエアーのチェックインカウンター前
仁川空港の良いところはタクシーを降りたら、平面移動ですぐに航空会社のカウンターに行けることだ!
タクシードライバーは、乗客が利用するエアラインを訊いて、いちばん近い出入口まで送ってくれる。
今、ワタシがいる場所からずっと奥にあるジンエアーのチェックインカウンターまで行列が続いている!
並んでからカウンターにたどり着くまで1時間以上かかった。
こういう時、複数だとトイレへ行ったり飲み物を買いに行ったり交代でできるがひとり旅ではムリ!
座ることもできず大きなスーツケースや荷物を持って待つのは、ツライ・・
やっと、チケットを受け取って出国手続きへ行くと、ここでも大行列!
やっぱり早めに来て正解だった☆
朝食タイム
5時過ぎにホテルを出発したので当然、朝食を食べていない。
仁川(インチョン)国際空港にはレストランがたくさんあるし、軽食も売っているので何とかなるだろうと思っていた。
スカイハブラウンジ
ソウルで3日間精力的に動き回ったせいで疲れているから、ウロウロするのはやめてラウンジでゆっくり過ごすことにする。
幸い、長時間座っても大丈夫そうな2人用の席を確保できたので、1つの座席に荷物とコートを置き、料理チェックへ♪
カップ麺やお菓子類はもちろん、ホットミールも結構ある。
ここの名物は『セルフビビンパッ』!
つまり、好きな具材を選んで自分だけのビビンパッを作れるのだ☆
朝食では、ご飯を食べないワタシだけど、ビビンパッは別~♪
小さめの丼にご飯とワラビ、モヤシ、ニンジンのナムルとサンチュやノリを載せ、コチュジャンを少々。
オレンジジュースも美味しかった!
朝食第2弾!
こんなに食べることはないが、せっかくのチャンスなので少しずつ味見をせねば!
キャベツのサラダ、フライドポテト、厚揚げと菜っ葉のサラダ、トマトクリームソースのペンネ。
どれも無難な味だ。
ちょっと驚いたのはフライドポテト!
何と甘いコーティングだった。
決して不味いワケじゃないし、むしろ韓国的な味だと思うけど意外な味。
出発便案内
ラウンジには出発便が刻々と映し出されるので、乗り遅れる心配はない。
いつも、騒々しい出発ロビーで座り心地の悪い椅子に座って、ジッと搭乗を待っていたが、一度ラウンジの良さを知ると、元には戻れなくなりそう・・
あんにょん(じゃあね)!ソウル
ラウンジでのんびりしすぎてしまった!
出発ゲートは確認済みだが仁川(インチョン)国際空港がメチャクチャ広いのを忘れていた。
番号を確認しながらドンドン歩く。
LCCだから、やっぱり端っこまで歩かなければいけない・・
親会社の七光り?
LCCが多い韓国では、自国の飛行機しか駐機させないメインターミナルからはじかれるLCCが多いのに、ジンエアーは大韓航空の子会社なので、ちゃっかり一緒に並んでいる。
ジンエアーCAのヘアアクセサリー
CAと言えば、まとめ髪の人が多い。
全員ポニーテールでロゴマークの蝶をあしらったアクセサリーをしているのがジンエアーの特徴☆
航空図のような写真
着陸前、北九州市と関門海峡を挟んだ山口県下関市がよく見えた☆
天候に恵まれたおかげで、久しぶりのソウルを満喫できた!
今度は是非プライベートでゆっくり過ごしてみたいと思う☆
最後まで読んでくれて、ありがとう!!
海上空子